


南から来ると
贄川が木曽十一宿の最後で御座い…
その集落を
ダラダラダラと歩いておりますと
登校中の中学女子が
ソレガシを見るやいなやダッシュ!
一目散でしたねぇ~
ヒドい話で御座いますよ全く…
するとその先で
朝の出勤時刻らしき勤め人の方が
この辺は何も無いけど
とか何とかブッこきながら
教えてくれたのが上の写真一枚目!
樹齢千年と伝えられるトチの大木…
「すっげぇぇぇぇぇぇ~!」
念のため
周りを隈無く探してみたんですが
トトロはおりませんでした!
メイの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!
更にその先ほどなくすると
「ここより南、木曽路」の石碑…
さすがに寂しくなりましたねぇ~
道はこの先まだまだ続くのに
何かが終わった感じがしちゃって…
しかぁ~し!
そんな余韻にふけるのもつかの間!
辺りがいつの間にやら
葡萄畑になってきたその矢先ぃ~!
御親切な塩尻市民の方より
缶酎ハイの差し入れ頂きマンモス!
「一本で悪いけど…」
とかって格好よく言いながら
風の中に消えていったお父さんを
見送るや否や
冷たいもんは冷たいうちにの理論!
プシュ!ゴクゴクゴクゴクゴクン!
昼酒は効くとよく耳に致しますが
まさにまさにその通り!
炎天下で喉越し最高でしたけども
たかだか一本で効率良く効く!
しばらく歩いた
市民グランドのベンチにて
少しだけ横になったと思ったら
そっから意識がなぁぁぁぁぁ~い!
爆睡って言うんですかねぇ…
目が覚めて…
っていうより起こされて
見渡した景色におじさんがひとり
別に用も無かったらしいが
何となく話に花が咲いたりもして
更に歩き出したら小腹が減って
入った店は牛丼屋…
特に考える事も無く
いつも通りの大盛つゆだくを注文…
ガツガツ食べて御馳走様した瞬間!
そばに座ってる初老の紳士が
ひとつふたつと声をかけてきて
いきなり差し出した野口の英世ぉ!
「裸で悪いんだけど…」
いやいやいやいや頂けませんよと
(割愛キャッツアイ)
という訳で結局頂いちゃった英世!
丁寧に更に丁寧に御礼をしまして
ソレガシの旅はまだまだ続くぅ~!
追伸…
塩尻の人達って
なんでこんなに優しいんですかね…
