今日は寒かった。
1時間に一本しかバスが来ない国道沿いのバス停でバスを待っていました。
コートを着ていても寒さがしみてくるし、靴の中の指も冷えて痛くなってくる。
こんな雪の日に、バスがくる方向を見つめて立ってるのは僕らだけ。
みんな車に乗って移動してます。
やっぱり北海道は車がないと不便だと思いました。
しかしいまさら自動車の免許を取る気持ちにはならないし、家人にも止められています。
目の前をどんどん車が通りすぎて行きます。
タクシーも通りすぎて行きます。
バスはどの辺りで渋滞に巻き込まれているのだろうかと、視力の落ちた目でバスのくる方向を見ながら考えていました。
遠くの車が全部バスに見えてきます。
でも近づいてくると、どれもこれもバスじゃない。
待っても待ってもバスは来ない。
隣から限界だという声も聞こえてきました。
こっちは意地でも乗ってやるという気分になってくる。
そういうタイミングでバスはやって来ました。
その後に食べたうどんが美味かった。
もし、バスが来なかったらどーしていただろう。
バスに乗ることしか、選択がなかったんだ。