棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

凍り餅

2009-02-02 09:35:59 | 山郷の暮し
地方ニュースからですが、諏訪盆地では、冷え込みの厳しい今が「凍り餅」生産の最盛期だそうです。
餅米の粉をどろどろになった液状に煮て、型にパイプから次々と流し込んでいた。
「エッ!。凍り餅って、切り餅が凍ったヤツではないの?」
私がなんとなくソオ思っていたのか、それとも、合理的生産法なのか・・・。少し意外に感じた。
記憶にある「凍り餅」は、新聞紙につつまれ、荒縄にはさまれた数珠状のものだった。
「凍り餅」は、昔は登山のときなど軽くていい食料品で、水(お湯)につけてもどしてから食べたが美味いとはいいがたい。水分がないと、とても食えた代物でなかったが・・。乾パンとともに昔の携帯食だったが、いずれも特に美味いものではなかった。たしか、インスタントラーメンがまだまだのころか、今のような軽くて美味い携帯食もなく、けっこう利用した記憶がある。
 書いていて思い出したが、20年以前にヒマラヤ遠征のおり、携帯食として現地に送ったが、まったく人気がなかった。

ryusun

つぶやき

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子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本