作夜半から降り続いている雨は、朝方に白いものが混じったが、しだいに霧雨に変わってきた。雪に変わってほしくはアリマセン。
谷の北斜面にはまだらに雪が残り、とても春の景色ではアリマセンが、小鳥たちの鳴き声がまじかに聞こえると、春は近いなと感じる。
いま読んでいる、子供向けの「日本の古典文学」からですが、ちょうど今日のような風情を歌ったものがありました。
山ふかみ 春とも知らぬ松の戸に 絶え絶えかかる雪の玉水
新古今集・式子内親王--しきしないしんのう
松材の粗末な板戸に、きらめきながら雨水がかかっている。その対比の極みがすごい。
まさに我が家のそのものですが、とても玉水のきらめきをたのしむどころではなく「絶え絶え落ちる雨漏りの濁り水」に、「並べたる なべかまやかんの大合奏」
谷の北斜面にはまだらに雪が残り、とても春の景色ではアリマセンが、小鳥たちの鳴き声がまじかに聞こえると、春は近いなと感じる。
いま読んでいる、子供向けの「日本の古典文学」からですが、ちょうど今日のような風情を歌ったものがありました。
山ふかみ 春とも知らぬ松の戸に 絶え絶えかかる雪の玉水
新古今集・式子内親王--しきしないしんのう
松材の粗末な板戸に、きらめきながら雨水がかかっている。その対比の極みがすごい。
まさに我が家のそのものですが、とても玉水のきらめきをたのしむどころではなく「絶え絶え落ちる雨漏りの濁り水」に、「並べたる なべかまやかんの大合奏」