お勝手に住み着いたネズミ。ごそこそと五月蝿いが、お父さんがいくら「ナントカシロ」といっても、あまりにもチビで、戦う気もおきなかった。
しかし、一ヶ月もすると、どうもずうずうしくなって、わたしも気になりだした。だいたい、わたしの食事を横取りするのは許せない。たとへそれが不味くとも。一番頭にきたのは、時々来るおじさんのお土産 ソーセージを食い散らかした。
昨夜、お父さんはべたべたくっつくやつを置く。油断をした一匹がみごとにへばりついてしまった。もう一匹が流しの下で泣いている。
お父さんが棒でどんどんと叩くと、あわてたのか飛び出してきた。そおなれば私の出番。多少ものを蹴倒したが見事にしとめてやった。
「サクラ・やっぱりオマエはすげーなー」とお父さん。だったら、ごほうびに牛の骨でもちょうだい。
しかし、一ヶ月もすると、どうもずうずうしくなって、わたしも気になりだした。だいたい、わたしの食事を横取りするのは許せない。たとへそれが不味くとも。一番頭にきたのは、時々来るおじさんのお土産 ソーセージを食い散らかした。
昨夜、お父さんはべたべたくっつくやつを置く。油断をした一匹がみごとにへばりついてしまった。もう一匹が流しの下で泣いている。
お父さんが棒でどんどんと叩くと、あわてたのか飛び出してきた。そおなれば私の出番。多少ものを蹴倒したが見事にしとめてやった。
「サクラ・やっぱりオマエはすげーなー」とお父さん。だったら、ごほうびに牛の骨でもちょうだい。