宮廷の泪 2話
サイチーヤー(チャイサン妻) ----ユアル母
チャイサン --- ユアル父
呉克善 (ウクシャン)------ ユアルの兄
大玉児(ユアル)--- 幸運の星と呼ばれている
海欄珠(ハイランチュウ)---使用人の娘 ユアルの異母姉
(不幸の星と呼ばれている)
阿古拉 (アクラ)--- ユアルの異母弟
タナ --- ハイランチュウの母
ドルゴン 後金の十四王子
ホンタイジ 後金の四王子
ジャジャ ユアル叔母 (チャイサンの妹)
拉致されたのはハイランチュウのせいだと ハイランチュウ母子に罰を与えるユアルの母
必死でかばうユアル ようやく許しを得たハイランチュウ母子
叔母の婚礼の日
ドルゴンを見つけたユアルは「 同じ金牌を持つ人は?」と聞くが
「教えない 踊ってくれたら別だが、」とからかう。
そんな2人をドルゴンの父 ヌルハチ(後金のハン)は見ていた。
ユアルを呼び寄せたハンは 「うちのドルゴンはどうだ!ドルゴンはそなたが好きらしい」と言うが
とんでもないとあわてて逃げるユアル
婚礼の儀 ジャジャと一緒に現れたホンタイジを見て驚くが「義叔父上」と呼び
「何度も助けてくれた英雄は義叔父上なのですね 叔母は幸せですね、」と祝の言葉を
でも、ハイランチュウに泣きながら「明日になれば平気よ 草原の英雄は星の数ほど多いもの
いつか私だけの星を見つけるわ」と流れ星に願い事をするけなげなユアル
西暦1618年 ヌルハチは檄文 七大恨をあげて挙兵
破竹の勢いの後金は明を連戦撃破し遼西の重要拠点を奪取した
だが寧遠にて 適将 袁崇煥に行く手を阻まれ盛京に撤退する
明より和議の申し出に ヌルハチと皇子たちは論議
そこへホルチン部(モンゴルの一部族)のチャイサンの娘(ユアル)が
礼品を届けに来たと知らせが 幸運の星がきてくれたかと喜ぶハン にっこりとほほ笑むドルゴン
ハンの体調を気遣うユアルにハンは後金の未来を熱く語る。
思った以上に体調の悪いハン 皆に黙っているようにユアルに言う。
それとなくドルゴンをユアルに推奨しているハンだが
ユアルにはホンタイジのことだけを英雄だと、、 いい逃げる。
1人になるとハンは胸を押さえて苦しむ。
庭で会うとからかうドルゴンに腹を立てたユアル
ホンタイジの事が忘れられない好かれなくても良い せめて名前ぐらい覚えていてほしいと
ハイランチュウに訴える
ドルゴンもまた英雄だと諭すハイランチュウに、
「女をいじめる悪い男だ ハンに訴えてやる」と 相手にしない。
そして ハンを尋ねると 椅子に座ったまま動こうとしない彼を揺り動かす。
気がついたハンは 苦しみながらホンタイジとドルゴンの名前を口にし
巻物と印をユアルに持っておくのだと言いながら息を引き取った。
ユアルは急いで皇子達を呼んだ。
ホンタイジはユアルがなぜ印を持っているのか問いただす。
「それはハンが持っているようにと言われ、、」ユアルはそこで気絶する。
亡きハンの跡を継ぐ者はだれか ドルゴン派とホンタイジ派 意見が交わされているとき
ドルゴンの姿が見えない、、血気盛んなドルゴンは兵を引き連れて敵地に乗り込み
「袁崇煥め出てこい お前の首を取り 父上の霊前に供える」息巻いているが
他の兄弟たちは 父上の訃報は当分伏せておこう話しあったのに
ドルゴンのお陰で 知れてしまった。
おまけにドルゴンは 窮地に陥り その時 ホンタイジが応援 救出された。
ユアルは仮病で気絶したことを 叔母ジャジャに見破られた
叔母に 誰が後継者としてふさわしいか聞いた。
「どう思う?ハンが亡くなり明が機を狙っている」
兄弟たちの性格 器量を分析すると ホンタイジとドルゴンが残る
「だがドルゴンは若すぎる 不服に思うものが出る 無茶をしないと良いけど
明の力が弱まっている今が南下する好機だわ いつまでも後継者がいないと
後金に内紛が起きる 」ジャジャは語る
後金の情勢が不安定になり兵士が逃亡する事態が起こり
皇子たちはハンの後継者争いで諍い出した。
その時 意を決してユアルは皆の前で
「ハンは確かに 亡くなる前に印を私に授け名前を言いました。」
「ホンタイジ」と 「おめでとうございます」ホンタイジ派は祝福の言葉
だが、ホンタイジはユアルをじっと見据えたまま
「事実なのか! 今になって話すのか?」「ドルゴン兄の名前も出たはずだ」
「誓えるのか!」「誓いを立てよ!」皇子達が口ぐちに投げつける。
「誓います!天と天のハンに誓います!」ユアルは印の箱を高く上げ宣言した。
「偽りを言えば! 」「やめろ!」そこへドルゴンが入ってきた。
ユアルを見て「言うのだ お前の言葉ならどんな言葉でも信じる、、」
ユアルは「ハンは後継者の名を語りました。 ホンタイジ と」あくまで
言い張った。とたん 皇子たちの刀が一斉に抜かれようと、
その時ドンゴルはすぐさま ホンタイジにひざまずき 「四兄上 遺言どおりハンとして
崇めます。不服なものは私に敵対すると思え 」
すると他の兄弟たちもホンタイジに忠誠を誓った。
ここでユアルの一言で歴史が決まったわけで
時代に翻弄されるユアル それも自分がまいた種かもしれない。
ハンはユアルの器量を信じて あえてどちらか言わなかったのかも
そして ハンに可愛がられていた自分が後継者であると
薄々感じていただろうドルゴンは、ハンが託したユアルを信じていた。
だが、、
サイチーヤー(チャイサン妻) ----ユアル母
チャイサン --- ユアル父
呉克善 (ウクシャン)------ ユアルの兄
大玉児(ユアル)--- 幸運の星と呼ばれている
海欄珠(ハイランチュウ)---使用人の娘 ユアルの異母姉
(不幸の星と呼ばれている)
阿古拉 (アクラ)--- ユアルの異母弟
タナ --- ハイランチュウの母
ドルゴン 後金の十四王子
ホンタイジ 後金の四王子
ジャジャ ユアル叔母 (チャイサンの妹)
拉致されたのはハイランチュウのせいだと ハイランチュウ母子に罰を与えるユアルの母
必死でかばうユアル ようやく許しを得たハイランチュウ母子
叔母の婚礼の日
ドルゴンを見つけたユアルは「 同じ金牌を持つ人は?」と聞くが
「教えない 踊ってくれたら別だが、」とからかう。
そんな2人をドルゴンの父 ヌルハチ(後金のハン)は見ていた。
ユアルを呼び寄せたハンは 「うちのドルゴンはどうだ!ドルゴンはそなたが好きらしい」と言うが
とんでもないとあわてて逃げるユアル
婚礼の儀 ジャジャと一緒に現れたホンタイジを見て驚くが「義叔父上」と呼び
「何度も助けてくれた英雄は義叔父上なのですね 叔母は幸せですね、」と祝の言葉を
でも、ハイランチュウに泣きながら「明日になれば平気よ 草原の英雄は星の数ほど多いもの
いつか私だけの星を見つけるわ」と流れ星に願い事をするけなげなユアル
西暦1618年 ヌルハチは檄文 七大恨をあげて挙兵
破竹の勢いの後金は明を連戦撃破し遼西の重要拠点を奪取した
だが寧遠にて 適将 袁崇煥に行く手を阻まれ盛京に撤退する
明より和議の申し出に ヌルハチと皇子たちは論議
そこへホルチン部(モンゴルの一部族)のチャイサンの娘(ユアル)が
礼品を届けに来たと知らせが 幸運の星がきてくれたかと喜ぶハン にっこりとほほ笑むドルゴン
ハンの体調を気遣うユアルにハンは後金の未来を熱く語る。
思った以上に体調の悪いハン 皆に黙っているようにユアルに言う。
それとなくドルゴンをユアルに推奨しているハンだが
ユアルにはホンタイジのことだけを英雄だと、、 いい逃げる。
1人になるとハンは胸を押さえて苦しむ。
庭で会うとからかうドルゴンに腹を立てたユアル
ホンタイジの事が忘れられない好かれなくても良い せめて名前ぐらい覚えていてほしいと
ハイランチュウに訴える
ドルゴンもまた英雄だと諭すハイランチュウに、
「女をいじめる悪い男だ ハンに訴えてやる」と 相手にしない。
そして ハンを尋ねると 椅子に座ったまま動こうとしない彼を揺り動かす。
気がついたハンは 苦しみながらホンタイジとドルゴンの名前を口にし
巻物と印をユアルに持っておくのだと言いながら息を引き取った。
ユアルは急いで皇子達を呼んだ。
ホンタイジはユアルがなぜ印を持っているのか問いただす。
「それはハンが持っているようにと言われ、、」ユアルはそこで気絶する。
亡きハンの跡を継ぐ者はだれか ドルゴン派とホンタイジ派 意見が交わされているとき
ドルゴンの姿が見えない、、血気盛んなドルゴンは兵を引き連れて敵地に乗り込み
「袁崇煥め出てこい お前の首を取り 父上の霊前に供える」息巻いているが
他の兄弟たちは 父上の訃報は当分伏せておこう話しあったのに
ドルゴンのお陰で 知れてしまった。
おまけにドルゴンは 窮地に陥り その時 ホンタイジが応援 救出された。
ユアルは仮病で気絶したことを 叔母ジャジャに見破られた
叔母に 誰が後継者としてふさわしいか聞いた。
「どう思う?ハンが亡くなり明が機を狙っている」
兄弟たちの性格 器量を分析すると ホンタイジとドルゴンが残る
「だがドルゴンは若すぎる 不服に思うものが出る 無茶をしないと良いけど
明の力が弱まっている今が南下する好機だわ いつまでも後継者がいないと
後金に内紛が起きる 」ジャジャは語る
後金の情勢が不安定になり兵士が逃亡する事態が起こり
皇子たちはハンの後継者争いで諍い出した。
その時 意を決してユアルは皆の前で
「ハンは確かに 亡くなる前に印を私に授け名前を言いました。」
「ホンタイジ」と 「おめでとうございます」ホンタイジ派は祝福の言葉
だが、ホンタイジはユアルをじっと見据えたまま
「事実なのか! 今になって話すのか?」「ドルゴン兄の名前も出たはずだ」
「誓えるのか!」「誓いを立てよ!」皇子達が口ぐちに投げつける。
「誓います!天と天のハンに誓います!」ユアルは印の箱を高く上げ宣言した。
「偽りを言えば! 」「やめろ!」そこへドルゴンが入ってきた。
ユアルを見て「言うのだ お前の言葉ならどんな言葉でも信じる、、」
ユアルは「ハンは後継者の名を語りました。 ホンタイジ と」あくまで
言い張った。とたん 皇子たちの刀が一斉に抜かれようと、
その時ドンゴルはすぐさま ホンタイジにひざまずき 「四兄上 遺言どおりハンとして
崇めます。不服なものは私に敵対すると思え 」
すると他の兄弟たちもホンタイジに忠誠を誓った。
ここでユアルの一言で歴史が決まったわけで
時代に翻弄されるユアル それも自分がまいた種かもしれない。
ハンはユアルの器量を信じて あえてどちらか言わなかったのかも
そして ハンに可愛がられていた自分が後継者であると
薄々感じていただろうドルゴンは、ハンが託したユアルを信じていた。
だが、、