ナムチョンは玉璽を差し出すと共に後金に和議を申し入れ 盛京入りとなった
ナムチョンと共に宮殿入りした女は 天幕で遊牧生活より楽しく暮らせると喜んだ。
誰が皇族や重臣の女になるか 口々に話している。
海欄珠の所へ体調を案じるハン
又 ハンが政務に忙しいのを案じる海欄珠は
「聡明なナムチョンをハンが迎えれば リンダン・ハーンの遺族も慰められ
ハンの名声も轟き大勢が後金に投降する」
ハンは理解を示す海欄珠をじっと見つめると
「物分かりが良すぎるほどだ」と言う。
海欄珠はナムチョンと会った時を思いだす。
海欄珠「あなたと敵対する気はない」
「私を引き込む気?」警戒するナムチョン
「さすが聡明だ 阿古拉が絶賛するわけね」海欄珠の言葉に
「あなたこそホンタイジを虜にした」笑うナムチョン
「本音を言ったら 一族の将来のために盛京に来たのよね でもホンタイジを頼りたいのなら私の口添えが必要よ」
「本気なの?弟のために私と夫を分け合うつもり?」ナムチョンが言うとほほ笑む海欄珠
海欄珠は宮女に書状をナムチョンに届けるように言う
玉児は 淳福晋の見舞いに行くと途中 ナムチョンがハンに寄りかかる
姿を見かけるが目をそむける
「ヤーチュン」と声をかけると「今、子供が眠ったばかり 起きてしまう」と
玉児が元気がない様子を案じる淳福晋に「いやな物を見てしまった」と言う
「ハンの心には玉児がいますよ」とスマがこたえると
「それはどのくらい?一年?一月?一日?
懐かしいわ 何の憂いもなく 草原を駆けていた頃が、、」と
「なぜ人は愛してくれる人を傷つける?」自分も又ドルゴンを傷つけたことを思い出す
「記憶がない今は 幸せなのね」といまだ正常ではない淳福晋を見ながらつぶやく
哲哲と宮女
「ハンは数日ナムチョンの寝宮に、、」「もうハンを誘い込むとは 大したものね」
「あの女達は朝廷中の男を惑わせ 骨抜きにしています」
「海欄珠は?」「それが何の動きもない 宮女がナムチョンに書状を渡していたと」
「もう 手を組んだの?」「女狐同士 気が合うのです」
「ナムチョンのとこへ行くわ」「ええ 一泡吹かせませんと」
ナムチョンのそばで海欄珠が茶を飲んでいる。
「草原での生活を思い出す」と言う海欄珠に
「皆がうらやむ殿方に嫁いだと言うのに 昔を懐かしむの?」とナムチョン
「私たちも福晋を見習わない」と ナムチョンの妹が言った時
「そう?」哲哲が入ってきた。
そして配下の物がいきなり鋏とひもを取り出すと ナムチョンの首にかけた
驚くナムチョン
あわてた海欄珠は「話しあいましょう」と
すると「彼は最高の裁縫師 花嫁衣装を新調させる」と哲哲は言う。
「後金を信じてくれた心意気をむげにはできない。正式に婚礼を挙げ
ハンの側福晋として迎え入れる」ハンとも話したという。
感謝の言葉もない とナムチョンは礼を言う
「これからは家族だ ハンに仕えてくれたら 私は満足よ」
「大福晋さえ良ければ私を妹と身なしてください。」謙虚に答えるナムチョン
「これで 家族になったわね」海欄珠の言葉
側室達が祝の品を持って次々やってくる
玉児が来ていないのに気がつくが スマが玉児の代わりに祝の品だと
刺繍した巾着を差し出す。なぜ来ないのか 側室達の言葉に
体調が悪いからだとスマがこたえる。
玉児のとこへ「体調が悪いのか?」ハンが案じてくる。
「ナムチョンを側福晋に迎えたそうですね」と聞く
ハンは「連日 祝宴だ 君も早く良くなってくれ」「婚礼を挙げるのですか?」
「もう 公表してある 各部族も私に投降すれば 厚遇されると分かるだろう」
玉児はハンに「蟠龍寺で祈祷したいのです」願い出る
「幸運の星の君が何を祈祷する」
「ハンの志が一日も早く 成就することと福晋達の幸せを」
「いいだろう」
ドルゴンも祝宴には出ず 賊の取り締まりをするという
ドドに代わりに小玉児に同行をしてくれと頼む
ナムチョンの部屋に阿古拉が忍びこむ
「ここは盛京の宮殿よ 命が惜しくないの?」
「どこにいようと君を思ってる」阿古拉の手がナムチョンの頬を撫でる
そして抱き合う2人
服の乱れを直すナムチョンに
「君がホンタイジに嫁ぐかと思うと 眠れなかった 君なしで生きるのはつらい」
「よしてよ また何か私に頼み?」
「違う 君から離れられない」あわてて阿古拉の手を払うと 顏をそむける
「私はホンタイジに嫁ぐの これを最後にして」ナムチョンの言葉に
「奴に嫁いでも 心だけは捧げないでくれ」不安そうに言う阿古拉
「男って身勝手ね あなたに嫁げるとでも思う?それにホンタイジに
嫁ごうが私の心には、、 」涙を浮かべる。
その姿に「心には俺がいるんだな?そういってくれ 」笑顔が戻る阿古拉
(複数の男を手玉に取るナムチョンの本心は分かりませんが まあーいいか!
阿古拉も本心とは思えないし(復讐のため 利用するだけだから)
玉児は途中で絡まれ 偶然通りがかったドルゴンに助けられ
共に寺へ
玉児は祈る「以前はハンに嫁ぐことが 一番の幸せだと思っていました
でも ハンの心がこれほど遠ざかるなんて 」
ドルゴンも又「菩薩様 彼女は裏切られる苦しみを何度も味わっている」
玉児「何が真の愛かもわかりません
雄一の望みは 私を思ってくれる人が幸せになることです」
ドルゴン「私の心の中の女が 幸せであるように」
胸の内で お互いの幸せを祈る 玉児とドルゴン
帰途 急な嵐で 寺にとどまることになった2人
哲哲を囲むホルチン部の家族
海欄珠 呉克善 阿古拉 お互いに腹の探り合いをしながらも乾杯
「玉児はどうしたのですか?」呉克善が聞くと
「朝から山寺にいっているとか」海欄珠が言う。
「祈祷も良いが ハンの慶事の日を選ぶとは 皆がどう思うか」と阿古拉
「叔母上 玉福晋も叔母上を見習うべきです 大局を重んじる方こそ
ハンは信頼します。」哲哲にいうと
「あなたもハンの評価は高いわよ 呉克善 私からも阿古拉のことをお願するわ」
呉克善「ええ」とうなずくと乾杯の杯を阿古拉に向けた。無視して飲む阿古拉
阿古拉と海欄珠
「叔母上は早々に酔い潰れた 夜の宴には出たくないんだな」
「ナムチョンの初夜ですものね 誰よりも叔母上が傷ついているわ
酒で憂いを紛らわせるしかないのね」
「姉さんの心は痛まない?」
「私の心はとっくに死んだ 阿古拉 私が生き長らえたのも玉児を陥れて、
サイチーヤーを絶望させるためよ。母さんと卓林の復讐だわ 身を捧げた私の屈辱を忘れないで」
復讐の決意を再認識する姉と弟
宴の日
ナムチョンの妹フェイツイは以前ドドに助けられたことから
ドドに興味があるみたいだが ドドは一向に関心がない。
長兄の「ドドにフェイツイを福晋に迎えては?」ハンに申し出るが
「私は今 女に興味はない 一日も早く明を滅ぼし父上の遺志を遂げたいのです」
断るとフェイツイは「この私の目にかなう男は 女を大切にする英雄だわ!」
ドドに息巻いた 黙って鼻であしらうドド。
そこへホンタイジの皇子が「フェイツイさんはお美しく率直だ」と名乗りを上げる
ホンタイジ「私の息子は戦上でも功績を残している 君の言う“英雄”の器だろうか?」
「高名のごとく威風堂々としていますね まさに私の求める“英雄”です」皇子の杯を受けながら
ドドの方を睨むが、ドドは動ぜず酒をひたすら飲む。
ナムチョンの所へやってきたハン
ナムチョンは「ハンのお陰で他の福晋も安泰に暮らせそうだ」と言う。
ハンも「君の一族は我が後金の民である」 そして夜伽
外では、阿古拉が寝殿の入り口に酔った体を支えながら立っていた。
止まぬ雨を眺めながら 悲しげに琴を弾く玉児
ドルゴンも又それに合わせて笛を吹く。
♪♪ 見抜けない美しすぎる嘘 寂しい夜を重ね 悲しみに浸る
愛にもがき 深みにはまり 突然心が折れそうになる
私の心に火を付けたあなた 忍びよる影のよう
永遠に離れないように祈るだけ
一生を誓ったあの約束 これほど儚いなんて
無情にも指からすり抜けていく
気丈に生きようと心に決めた もう弱さは見せない
ずっと貫くあなたへの想い ♪♪
雨もやみ 気を使うドルゴンに玉児は
「優しくしないで 借りは作りたくない 友達でも迷惑よ関わりたくないの
あなたが原因でこれ以上ハンに疎まれたくない」立ち去ろうとする玉児の腕をつかみ
「私の目を見るんだ!」と大声を出す「自分をだませない」「何のこと?」
「なぜ 私が贈った首飾りをしている」すると玉児は首飾りを取り 投げ捨てた。
「これで分かった? 私達は別の道を歩いている 途中で遭遇しただけ 雨も上がり
各自の道に戻るだけ」玉児は言い残して帰った。立ちすくむドルゴン
ナムチョンと共に宮殿入りした女は 天幕で遊牧生活より楽しく暮らせると喜んだ。
誰が皇族や重臣の女になるか 口々に話している。
海欄珠の所へ体調を案じるハン
又 ハンが政務に忙しいのを案じる海欄珠は
「聡明なナムチョンをハンが迎えれば リンダン・ハーンの遺族も慰められ
ハンの名声も轟き大勢が後金に投降する」
ハンは理解を示す海欄珠をじっと見つめると
「物分かりが良すぎるほどだ」と言う。
海欄珠はナムチョンと会った時を思いだす。
海欄珠「あなたと敵対する気はない」
「私を引き込む気?」警戒するナムチョン
「さすが聡明だ 阿古拉が絶賛するわけね」海欄珠の言葉に
「あなたこそホンタイジを虜にした」笑うナムチョン
「本音を言ったら 一族の将来のために盛京に来たのよね でもホンタイジを頼りたいのなら私の口添えが必要よ」
「本気なの?弟のために私と夫を分け合うつもり?」ナムチョンが言うとほほ笑む海欄珠
海欄珠は宮女に書状をナムチョンに届けるように言う
玉児は 淳福晋の見舞いに行くと途中 ナムチョンがハンに寄りかかる
姿を見かけるが目をそむける
「ヤーチュン」と声をかけると「今、子供が眠ったばかり 起きてしまう」と
玉児が元気がない様子を案じる淳福晋に「いやな物を見てしまった」と言う
「ハンの心には玉児がいますよ」とスマがこたえると
「それはどのくらい?一年?一月?一日?
懐かしいわ 何の憂いもなく 草原を駆けていた頃が、、」と
「なぜ人は愛してくれる人を傷つける?」自分も又ドルゴンを傷つけたことを思い出す
「記憶がない今は 幸せなのね」といまだ正常ではない淳福晋を見ながらつぶやく
哲哲と宮女
「ハンは数日ナムチョンの寝宮に、、」「もうハンを誘い込むとは 大したものね」
「あの女達は朝廷中の男を惑わせ 骨抜きにしています」
「海欄珠は?」「それが何の動きもない 宮女がナムチョンに書状を渡していたと」
「もう 手を組んだの?」「女狐同士 気が合うのです」
「ナムチョンのとこへ行くわ」「ええ 一泡吹かせませんと」
ナムチョンのそばで海欄珠が茶を飲んでいる。
「草原での生活を思い出す」と言う海欄珠に
「皆がうらやむ殿方に嫁いだと言うのに 昔を懐かしむの?」とナムチョン
「私たちも福晋を見習わない」と ナムチョンの妹が言った時
「そう?」哲哲が入ってきた。
そして配下の物がいきなり鋏とひもを取り出すと ナムチョンの首にかけた
驚くナムチョン
あわてた海欄珠は「話しあいましょう」と
すると「彼は最高の裁縫師 花嫁衣装を新調させる」と哲哲は言う。
「後金を信じてくれた心意気をむげにはできない。正式に婚礼を挙げ
ハンの側福晋として迎え入れる」ハンとも話したという。
感謝の言葉もない とナムチョンは礼を言う
「これからは家族だ ハンに仕えてくれたら 私は満足よ」
「大福晋さえ良ければ私を妹と身なしてください。」謙虚に答えるナムチョン
「これで 家族になったわね」海欄珠の言葉
側室達が祝の品を持って次々やってくる
玉児が来ていないのに気がつくが スマが玉児の代わりに祝の品だと
刺繍した巾着を差し出す。なぜ来ないのか 側室達の言葉に
体調が悪いからだとスマがこたえる。
玉児のとこへ「体調が悪いのか?」ハンが案じてくる。
「ナムチョンを側福晋に迎えたそうですね」と聞く
ハンは「連日 祝宴だ 君も早く良くなってくれ」「婚礼を挙げるのですか?」
「もう 公表してある 各部族も私に投降すれば 厚遇されると分かるだろう」
玉児はハンに「蟠龍寺で祈祷したいのです」願い出る
「幸運の星の君が何を祈祷する」
「ハンの志が一日も早く 成就することと福晋達の幸せを」
「いいだろう」
ドルゴンも祝宴には出ず 賊の取り締まりをするという
ドドに代わりに小玉児に同行をしてくれと頼む
ナムチョンの部屋に阿古拉が忍びこむ
「ここは盛京の宮殿よ 命が惜しくないの?」
「どこにいようと君を思ってる」阿古拉の手がナムチョンの頬を撫でる
そして抱き合う2人
服の乱れを直すナムチョンに
「君がホンタイジに嫁ぐかと思うと 眠れなかった 君なしで生きるのはつらい」
「よしてよ また何か私に頼み?」
「違う 君から離れられない」あわてて阿古拉の手を払うと 顏をそむける
「私はホンタイジに嫁ぐの これを最後にして」ナムチョンの言葉に
「奴に嫁いでも 心だけは捧げないでくれ」不安そうに言う阿古拉
「男って身勝手ね あなたに嫁げるとでも思う?それにホンタイジに
嫁ごうが私の心には、、 」涙を浮かべる。
その姿に「心には俺がいるんだな?そういってくれ 」笑顔が戻る阿古拉
(複数の男を手玉に取るナムチョンの本心は分かりませんが まあーいいか!
阿古拉も本心とは思えないし(復讐のため 利用するだけだから)
玉児は途中で絡まれ 偶然通りがかったドルゴンに助けられ
共に寺へ
玉児は祈る「以前はハンに嫁ぐことが 一番の幸せだと思っていました
でも ハンの心がこれほど遠ざかるなんて 」
ドルゴンも又「菩薩様 彼女は裏切られる苦しみを何度も味わっている」
玉児「何が真の愛かもわかりません
雄一の望みは 私を思ってくれる人が幸せになることです」
ドルゴン「私の心の中の女が 幸せであるように」
胸の内で お互いの幸せを祈る 玉児とドルゴン
帰途 急な嵐で 寺にとどまることになった2人
哲哲を囲むホルチン部の家族
海欄珠 呉克善 阿古拉 お互いに腹の探り合いをしながらも乾杯
「玉児はどうしたのですか?」呉克善が聞くと
「朝から山寺にいっているとか」海欄珠が言う。
「祈祷も良いが ハンの慶事の日を選ぶとは 皆がどう思うか」と阿古拉
「叔母上 玉福晋も叔母上を見習うべきです 大局を重んじる方こそ
ハンは信頼します。」哲哲にいうと
「あなたもハンの評価は高いわよ 呉克善 私からも阿古拉のことをお願するわ」
呉克善「ええ」とうなずくと乾杯の杯を阿古拉に向けた。無視して飲む阿古拉
阿古拉と海欄珠
「叔母上は早々に酔い潰れた 夜の宴には出たくないんだな」
「ナムチョンの初夜ですものね 誰よりも叔母上が傷ついているわ
酒で憂いを紛らわせるしかないのね」
「姉さんの心は痛まない?」
「私の心はとっくに死んだ 阿古拉 私が生き長らえたのも玉児を陥れて、
サイチーヤーを絶望させるためよ。母さんと卓林の復讐だわ 身を捧げた私の屈辱を忘れないで」
復讐の決意を再認識する姉と弟
宴の日
ナムチョンの妹フェイツイは以前ドドに助けられたことから
ドドに興味があるみたいだが ドドは一向に関心がない。
長兄の「ドドにフェイツイを福晋に迎えては?」ハンに申し出るが
「私は今 女に興味はない 一日も早く明を滅ぼし父上の遺志を遂げたいのです」
断るとフェイツイは「この私の目にかなう男は 女を大切にする英雄だわ!」
ドドに息巻いた 黙って鼻であしらうドド。
そこへホンタイジの皇子が「フェイツイさんはお美しく率直だ」と名乗りを上げる
ホンタイジ「私の息子は戦上でも功績を残している 君の言う“英雄”の器だろうか?」
「高名のごとく威風堂々としていますね まさに私の求める“英雄”です」皇子の杯を受けながら
ドドの方を睨むが、ドドは動ぜず酒をひたすら飲む。
ナムチョンの所へやってきたハン
ナムチョンは「ハンのお陰で他の福晋も安泰に暮らせそうだ」と言う。
ハンも「君の一族は我が後金の民である」 そして夜伽
外では、阿古拉が寝殿の入り口に酔った体を支えながら立っていた。
止まぬ雨を眺めながら 悲しげに琴を弾く玉児
ドルゴンも又それに合わせて笛を吹く。
♪♪ 見抜けない美しすぎる嘘 寂しい夜を重ね 悲しみに浸る
愛にもがき 深みにはまり 突然心が折れそうになる
私の心に火を付けたあなた 忍びよる影のよう
永遠に離れないように祈るだけ
一生を誓ったあの約束 これほど儚いなんて
無情にも指からすり抜けていく
気丈に生きようと心に決めた もう弱さは見せない
ずっと貫くあなたへの想い ♪♪
雨もやみ 気を使うドルゴンに玉児は
「優しくしないで 借りは作りたくない 友達でも迷惑よ関わりたくないの
あなたが原因でこれ以上ハンに疎まれたくない」立ち去ろうとする玉児の腕をつかみ
「私の目を見るんだ!」と大声を出す「自分をだませない」「何のこと?」
「なぜ 私が贈った首飾りをしている」すると玉児は首飾りを取り 投げ捨てた。
「これで分かった? 私達は別の道を歩いている 途中で遭遇しただけ 雨も上がり
各自の道に戻るだけ」玉児は言い残して帰った。立ちすくむドルゴン