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中国ドラマ 宮廷の泪 13話

2014-04-16 15:11:27 | 中国ドラマ
 サイチーヤー(チャイサン妻) ----ユアル母
 チャイサン ---  ユアル父
呉克善 (ウクシャン)------ ユアルの兄
大玉児(ユアル)---  幸運の星と呼ばれている ホンタイジの側室
海欄珠(ハイランチュウ)---使用人の娘 ユアルの異母姉 
(不幸の星と呼ばれている) 卓林の亡きあと ホンタイジの側室
阿古拉(アクラ)--- ユアルの異母弟
タナ ---   ハイランチュウの母 
ドルゴン---  後金の十四王子 ユアルを想う
ホンタイジ--- 後金のハン 四王子 海欄珠を想う
哲哲(ジャジャ)---  ユアル叔母 (チャイサンの妹)ホンタイジの妻
卓林(チュオリン)---ハイランチュウの恋人
小玉児(シャオユアル)---ユアルの従妹 ドルゴン妻
ドド ---  後金の十五王子 小玉児を想う


玉児(ユアル)は小玉児(シャオユアル)と花を摘み
紅を作ると楽しそうに話している
海欄珠(ハイランチュウ)は自分が育てた海欄花がようやく咲いたと宮女と話している
懐妊しているにも関わらず 一輪取ると匂いを嗅ぐ
玉児が悲しげに琴を弾く姿をみて ハンは何が悲しいのだ 私が付いていると慰める
そこへ海欄珠の宮女があわてて駆けてきて 海欄珠が体調がすぐれないと言う
ハンも様子を見に行くと 海欄珠は蒼い顔で座っていた。
心配したハンに侍医は 毒にあたったようだが 流産は免れたと説明
安堵するハンに宮女は
福晋が懐妊後 事あるごとに口にするものは注意するように伝えてきたが
大福晋と玉児がいるから無事に出産できると品を調べさせなかった
そしておもむろに海欄珠は 玉児手製の口紅の話を切り出した
以前から玉児が海欄花を使って口紅を側室達に贈っていた
私には懐妊中だからと 別の花の口紅を贈ってくれた 玉児は本当に周到だと
玉児を信じたのに裏切られたとばかりにハンに訴える宮女
海欄珠は玉児の事を悪く言うのは辞めて 宮女をたしなめるが
それも2人の仕組んだ事だった。

 ハンは「口紅のせいで倒れた 本当なのか」と玉児を疑う
玉児はいつもは海欄花を使うけど 懐妊している海欄珠には
他の花を使った。と身に覚えのない事だと弁明するが
ハンは「海欄珠を娶り つらいのは分かるが責めるのなら私を責めよ
彼女は君の姉だ  言い分があれば聞く!」容赦ない冷たい言葉に
「ハンにとって私はそんなひどい女ですか?」悲しげに答える。
ハンは侍医に海欄珠の持っている品をすべて3日以内にすべて調べろと命令

3日過ぎ やはり海欄花の毒のせいだと宮女が噂を広めていると玉児の耳に入る
「海欄珠の罠なのに」とスマは怒る「ハンはなぜ信じるのか?」スマの言葉に
「ハンは 私以上に姉さんを信じている なぜにこんな仕打ちをするの?」
「海欄珠を信用してはいけない」スマは言う

ユアルは謹慎処分となる。

海欄珠を看護するハン

哲哲は玉児からもらった紅を口にしながら 私は玉児を信じる と

ハンが疲れた様子で哲哲のところへ来る
哲哲がいたわると「目覚めれば悩みが消えていてほしい」と愚痴る
玉児の仕業と思うのかと問う哲哲に
「証拠があるが 玉児は素直な女子であり 後金の幸運の星だ
 疑いたくはない だが海欄珠が、、 」と目を閉じる
「怒らせたくないのでは? 彼女が玉児のせいだと?」「いや かばっていた」
「かばうほど 嫌疑がかかるもの」哲哲は海欄珠も女だと言うと
「お手上げだ 2人の事は任す 」「難題ばかり押し付けるのですね」
「聡明な君ならば丸く収める方法を思いつくはず」ハンの言葉に満足げな哲哲

謹慎処分となったユアルの処罰が軽いと怒る海欄珠
宮女が「他の福晋のみせしめのためにも 厳しく罰するようハンに頼んでは?」
話を聞いていた哲哲は「不遜だわよ」と叱ると 叩きの刑
「後宮で何を言っても隠し通せるなんて思わないで!」宮女を激しく責めた。
それをみていた海欄珠は話があるなら率直に言えという
哲哲は「ハンは玉児を許す 姉なら騒ぎたてぬこと 」
それを聞いた海欄珠は「叔母上が味方だと思っていたが思い違いだった
 大福晋にとって姪といえるのは玉児だけ 私の立場がない」
哲哲は「誰かに罪は償わせる あなたは一番寵愛を受けているけど
  ハンの一番の理解者は私だわ ハンの子を害する真似だけはやめなさい
 自分の子を愛さぬ男などこの世にはいない 幸い母子が無事ならハンも深く追求しないわ」
冷やかに海欄珠のお腹をさすると「でも 子を失ってしまえば 玉児は悲惨でしょうね」
冷たく笑いながら立ち去る哲哲
「自分より先に男の子を産ませたくないのね」海欄珠は悔しく思う。

 謹慎処分中の玉児
「ハンがどう罰するかみてやるわ 私を殺すかしら?」
「そんなことはしませんよ」「でも ハンは変わったわ」悩む玉児
スマは見かねて哲哲に助けを求めに行くが
海欄珠の宮女が哲哲に謝っているところを目撃
ハンの姿を見かけると哲哲は急に
海欄珠への品は用意できたか?海欄珠は私の家族よ と体裁を繕う
それをみて安堵の表情で立ち去るハン

スマは玉児の謹慎中に大福晋と海欄珠が接近していると玉児を案じるが
哲哲と一緒にお茶を飲んでいる小玉児の言葉でドルゴンが来ていると知り
助けを求めようとする。

ドルゴンの戦略にことごとく反対するハンを快く思わないドド
「ハンは私の手柄になるのを恐れている ハンの真意に沿っても
私が献策すれば反対なのさ 屋敷でのんびりしよう」
「もっと義姉上(小玉児)に付き添ってやれよ 生活に慣れたか?」小玉児をそれとなく案じるドド。
そこへスマが玉児を救ってくれと来る 何か会ったのかと心配するドルゴンを
ドドは立場をわきまえろと止めるが ドドに行けと言う
ドドと偶然会ったシャオユアルは嬉しそうに 一緒に遊んでくれと無邪気に言う
そんな彼女を嬉しそうに見つめる ドド
ドルゴンがシャオユアルを迎えに来た。 
落としたかんざしを拾いながらこれまた複雑なドド 

玉児を慰める哲哲
ハンが許したことを聞くと なぜ直接に言わないのかとなじると
「後宮では聡明すぎない女が好まれる サイチーヤーが海欄珠を嫌いなわけね
予感があったのね 今回は助けるけど次回から気をつけて 昔の海欄珠ではない」
忠告する。

ドルゴンの処に呉克善(ウクシャン)が訪ねてきた。
喜ぶ小玉児 杯を持つ手の震えに気付いたドルゴンは古傷の痛みか?と聞く
呉克善は酒に弱いからだと 玉児もいればよかったのにと
小玉児は玉児は病のようで会えないと言うと 
呉克善は「玉児は幸運の星だ すぐに良くなる 玉児は“天下の母”であり
  娶ったものは天下の主になるとお告げがあった そのためにハンは側室に迎えたのだから」
「それだけで玉児を娶ったと?」
「もちろんだ ハンは天下統一を目指している」呉克善の言葉に怒りを覚えるドルゴン

袁崇煥が毛文龍を殺したとの報がドルゴンに知らされた
それを聞くと「面白い」声高く笑うと
「ホンタイジ お告げが理由で玉児を娶ったのかならば一生かけて
 彼女に恩を返すのだな」
「又 玉児か」ドドは怒る。

錯乱状態のヤーチュンを見舞ったユアルは ユアルの流産を仕組んだのは
誰なのか聞き出そうとするが うまくいかない。
その時 ヤーチュンの部屋にジャジャ達がやってきた
何かを探しだす兵たち 出てきたのはハイランチュウを呪う藁人形
哲哲はヤーチュンが二度までハンの子の命まで奪おうとした 罰せないと
後宮に悲劇がおきると ハンに告げる
ヤーチュンをかばうと海欄珠は玉児まで疑う。 
ハンの決断で またもやヤーチュンは捉えられ 冷宮に入れられた。
退室を命じるハンは 助けを乞う玉児を睨む。

(これも哲哲が仕組んだこと 完全に海欄珠は敵だわ)

ハンの冷たい態度に絶望した玉児は「ホンタイジが憎い」崖の上に立ち 泣き叫ぶ
後を付けて来たドルゴンは 玉児が飛び降りるのではないかとあわてて止め
落ち着くように説得する。
「死にたいのに邪魔しないで!」ドルゴンは玉児の頬を打つ
「なんて情けない姿だ!」
「ハンは変わった 私を信じてくれない」泣きながら言う
「頭を冷やせ」肩を揺さぶる
「君が飛び降りたとこで この景色が変わるか 奴も君を愛しはしない」
「私を愛してくれるわ ただ姉さんを愛しすぎている」
「腹ただしい ホンタイジ以外 頭にないのか」ドルゴンは怒る
「もし死んだら ホルチン部や家族 スマ達を見捨てるのか 私にまで馬鹿にされるぞ
  そんな弱気では海欄珠につぶされるぞ!」
涙を脱ぐと「そうよ 負けられないわ」

元気を取り戻したユアルは話があるとハンに会いに行く
海欄珠のそばでハンは「夢が2つある 1つ目は袁崇煥を討ち 中原に乗り込む
もう1つは 君がそばにいることだ 」と語っていたとこへ玉児が来る
戸惑うハン だが玉児の話を聞く
「明の皇帝が袁崇煥を殺す夢をみた」 ハンは一笑すると
「袁は明の皇帝の守り神だ 殺せば己の首を絞める 現実ではあり得ない」
「でも 夢では 袁崇煥が陰でハンと通じたため 殺されました」
「袁崇煥は敵ながら 文武両道で実に得難い人材だ どんな条件を出しても
投降には応じなかった そんな袁が明の皇帝を裏切ると思うか?」
 「でも、彼の忠誠心を知るのはハンだけで皇帝は知らないかも、
皆にとっては忠義に厚くても、皇帝には裏切り者かもしれません」
「いつ その夢を見たのだ」
「謹慎3日目のこと 孫子兵法の反間計を読みました。それが夢に現れたかと」
ハンはそれほど私のことを案じてくれたのか と喜ぶ 
苦々しく思う海欄珠
ハンは反間計を用い 捕えた明の太監の前で一芝居を打たせた。
袁崇煥が独断で毛文龍を殺したのは 後金に寝返るためだと太監に信じさせた
逃げ出した太監は皇帝に報告 疑った皇帝は袁崇煥を殺した。

兵を使わず袁崇煥を倒せたと ハンは喜び 優しく玉児に褒美を与える。
明日は一族で食事をするという 玉児はヤーチュンは?と気遣うが
「気にするな」と、
冷宮にヤーチュンを見舞う玉児 喜ぶヤーチュン
 寒いだろうと自分に毛皮を掛ける
ハンを信じているヤーチュンを見ながら
「愛は簡単なのね なぜ私の愛には葛藤があるの?」思う玉児

(信じている者に裏切られて 少しずつ大人になって行く玉児)