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中国ドラマ 宮廷の泪 20話

2014-04-26 15:35:08 | 中国ドラマ
ドルゴンとドドは明軍にもぐりこむのに成功
だが、明兵からは逃亡したと疑われ 縛られていた。
逃亡したのではなく 兄弟とも両親に会いたくて少しだけ軍営から
離れたのだと弁明するが 聞き入れてくれそうにもない。
そこへ 明軍の炊事係が殺されていたと明の将軍に報告が入った。
とっさにドルゴンは「私は以前 厨師だったので料理を作れる」ドドも又
口裏を合わす。
すると将軍は「命は助けよう 罰として炊事係の職務を与える」と2人を信用
ドルゴンは明軍の様子を探る
最近 食事の量は日に日に減り 逃亡兵と負傷者が増えるばかり
勝利は見えたぞ 2人は思う。
泣きごとを言う兵士の前で ドルゴンは火に油を注ぐがごとく
「敵軍は食料もあり 投降兵への待遇もよく 仲間を連れ投降したものが今は副将だ
俺達とは大違いだ。」と 話すとドドも又大げさに同調する。
益々窮地に陥る明軍

薬草を摘む2人 通りかかった祖大寿に声をかけられたがドルゴンとは気付かない。
ドドは食事の時いきなり嘔吐 気を失う 周りに兵士たちは 今は流行りの病ではないのかと
恐れをなして近寄ろうともしない。 病が移る 将軍はドドを軍営の外に埋めてこいと命令
ドルゴンは弟はまだ息をしているのに 泣きながらもおぶって連れ出す。
ドドを下ろすと ドドは「兄上 私が死んだらさっきのように泣くか?」とからかう。
ドドに「戻ってホーゲに計画を伝えろ」脱出成功

阿古拉とホーゲ
2人は「ドルゴンとドドはもうすでに望み薄、、 」と密かに話している時
ドドが入ってきた。驚くホーゲ達
「叔父上 無事で良かった あの時は混乱して、、」あわててとりつくろうホーゲ
「黙れ 蒸し返したくもないからな」ドド「感謝します」頭を下げるホーゲ
「明兵になりすまして 逃亡したのですか?」阿古拉の言葉に
「ホーゲ 十四兄上(ドルゴン)が明軍内で手引きする 敵情は完全には把握できた
私達の策ならば 祖大寿を生け捕りにできるはず」ドド
「さすがお二人は周到ですね」ホーゲの言葉に 面白くない様子の阿古拉

海欄珠の部屋
いつもの香のにおいが違うことと 置物の風車がないことで
先立っての病は玉児が仕組んだことだと分かる。

「ドルゴンを救うため 最初から仕組んだのね」玉児に問い詰める
「証拠があるなら ハンに訴えれば?」「風車を置き続ければ私を殺せたのに」
「殺す気なんてない」「そうよね こうして私はいきているもの」
「もう貸し借りはなしだと言ったけれど違ったわね 
貸しは残っている」海欄珠の言葉

臘八節(ろうはちせつ)・・旧暦の12月8日 豊作を祝う日

今年はハンと大福晋 福晋達はそれぞれの願いを短冊に書き灯籠につけて上げる。
哲哲は「ハンのご健康と一日も早い天下統一を祈ります」と言う
一斉にあげた灯籠 そのなかの1つが落ちて来た。
ナムチョンは素速く短冊を拾い ハンに見せる
「ハン 玉福晋の願い事ですよ」
そこにはドルゴンの無事を祈る言葉が書かれていた。
玉児を見るハン「本当にあなたが?」哲哲が言うと
小玉児が私のものだとすぐ名乗り出る。
ナムチョンは「小玉児 かばうつもり?あなた以外に無事を願った人がいるのよ」
小玉児は「夫はハンに忠誠を誓う勇士ですから 無事を祈るのはハンの為です
無事に戻ると困るのですか?」やり返す
ハンは「紙と筆をもて 私も弟の為に祈ろう」
哲哲も「私達も無事を祈りましょう」
玉児は安堵

(気持ちがドルゴンに傾いているのは分かるけど やり方まずいよね
小玉児の立場がないわ)


写経している玉児のとこへ 酔ったハン
「お越しとは珍しい」
「何だと?私がいては邪魔か?」絡む
写経を手に取ると 「誰の為にしているか?」
「ハンと後金の民の為です」
「ドルゴンだろう」声を荒げ写経を投げる。
酔って苦しそうなハンの姿に「たらいに水を入れてきます」
玉児の腕をつかむと「なぜ久しぶりにここを訪れたと思う?」
「来てやったのに 他の男の為に写経をするのか?」言うと
乱暴に玉児を押し倒す。
抵抗しない玉児にハンは「なぜ私を追い詰める」冷たく言い放った。

明軍の中のドルゴン
機が熟したとばかりに合図ののろしを上げる。
同時にドド達が襲撃 目の前の祖大寿に「もう逃げられんぞ」ドドは刀を振り下ろす
その時 ドドめがけて一本の矢が飛んできた。すばやくドルゴンが交わす
ドルゴンと知った祖大寿の驚き
「祖大寿 投降しろ」だが 祖大寿最後の抵抗 そして逃亡
逃げられたとこへ ホーゲと阿古拉が「遅れてしまい、、」駆け付ける。
射られた矢をみて思うドルゴン
矢をホーゲに差し出し「お前の矢だな」ドルゴンは問う
「八旗の各旗は羽の色で区別され 赤と黄色はホーゲ」
たじたじのホーゲは「祖大寿を狙った」と言う
「弓の腕が鈍ったわけだな?」言葉に詰まるホーゲ
 阿古拉が助け舟を出す
「黙っていろ」と止めるドド 「話してみよ」
「霧が濃く 林に入ると 祖と戦う十五親王(ドド)が見えました
濃霧でも矢を射たのは親王を救いたい一心だった 決して親王を狙ってではない」
阿古拉の言葉にホーゲは「そうです」
ドドは納得できず 一人逃げたホーゲを責める。
援軍を呼びに行っただけだと言い訳すると そばから大局を考えてかと
またもや阿古拉は口をはさむ。

真相はホーゲをそそのかした阿古拉
祖大寿に矢を向けたホーゲを制止したのは阿古拉
祖を殺しても手柄はドド ましてドドを見捨てたのはホーゲ
後で追求される やられる前に手を下さないと、、

(ドルゴンを狙っている阿古拉にはもってこいのあほボン ホーゲです
いいように利用されて)


秀珍を尋ねたドルゴンとドドは山賊に襲われて
 両親も失った彼女を盛京に連れて帰る。

無事凱旋を果たしたドルゴンとドド
祖大寿を生け捕れなかったと謙虚なドルゴン
上機嫌なハンはホーゲと阿古拉に「見事に私の期待に応えてくれた
と功績をたたえる。
「さすが 親子だ ホーゲも風格が出て来た」他の皇子がほめると
「叔父上に構っていなければ 今頃父上に祖大寿の首を献上していたものを」
ホーゲの発言に面白くないドドは
「なんだと 奇襲を受けて逃げ出したくせに 私が守っていなければ
 お前はお陀仏だったぞ」と怒鳴る
「言いがかりです」負けずホーゲは言う。
その様子を見ている第一皇子(ホンタイジの兄)
「私が救出せねば 叔父上は今も明の炊事係だ」「何だと?」
「言葉もないのですか?甥として言いたくないが、、」と言いながら
ホーゲは自分の辮髪を示し
「満州族の男にとって辮髪はいのちです 恥ずかしくないのですか」
「私に矢を抜いたのに 今度こそ決着をつける」「上等だ!」2人は胸ぐらをつかむ。
そのときハンが止める。
黙って耐えていたドルゴンもドドにひざまずけと言い ハンに謝る。
「その辮髪はどういうことだ」ハンに聞かれると
すぐさま阿古拉が「報告します」名乗りを上げる。
明軍に追い詰められた2人は機転を利かせ 辮髪を切れば生き長らえ
救出を待つこともできると まことしやかに述べる阿古拉
兄皇子達の口から罵声が出てくるが 黙って耐えているドルゴンとドド
「無事に戻れたのは 阿古拉とホーゲのおかげだ これまでの功績に免じ
不名誉な行為は許してやる」ハンの言葉に
「二度と同じ過ちは犯しません」と言うだけのドルゴン
そこへ 呉克善の拠点に近くの敵軍が現れた の報告が入る
ドルゴンは「私が出陣を、、」の申し出に「妻のそばにいてやれ」と
ホーゲに任せるの命礼

ドドは、「なぜホーゲの手柄になるのだ」と怒り心頭
ドルゴンは「いいのだ 皆も分かっている」と沈着冷静

そこへスマが駆け付ける。「玉児になにか?」ドルゴンは驚く
スマに案内され 玉児の顔を見るドルゴンは安らかな顔になる。
「私に用だと聞いたが?」「これをあなたに贈るわ」髪束を差し出した。
かすかに匂う香りにドルゴンは「まさか 君の髪?」うなずく玉児
うれしそうなドルゴンに 結って上げるという玉児
「心配かけたな だがこれからは死んでも辮髪は失わない」
玉児もまた笑みがこぼれる。
そんな2人をみて “禍転じて福となす”か ため息をつくドド
そんなドドにもスマは自分の髪で作った辮髪を差し出す。
辮髪の礼だと馬の鳴き声をしてスマを笑わすドド

ハンはお忍びで民の暮らしぶりを探るべき 都にあらわれる。
懇談を聞きに人が集まっているところへ ハンも聞きにはいる
「後金一の勇者の話しだ」と聞いたハンは「誰の事だ」 と 
「当然 十四親王の他に誰がいる」と給仕
「十四親王は敵軍にもぐりこむため 十五親王とともに辮髪まで切った
ドルゴンの英雄ぶりに盛り上がっている話に面白くないハン
「講釈師 十四親王の話に聞きあきた もっと人気のある話を」とオバイは言うが
講釈師は「この数年で一番人気があるのは十四親王の話です。」
ハンの話しを頼むと金を渡す。
仕方なくハンの話を始めると客が帰ってしまった。
講釈師は目の前の男がハンとは知らず
「ハンの光栄なんて 十四親王や民の苦労の上に成り立ってる 誰が話を聞きたがると?」
屈辱のハン

玉児が点心を作ったからとハンに持ってきた。
それは格格酥(ゴゴス)と軟心糖(ルアンシンタン)
講釈師の話の中で出て来た ドルゴンの好物
「それしかできないのか?」面白くないハンは范文程を呼べと出て行く
「私は天下を見て来た だが民は私に不服なようだ 范殿 なぜだと思う」
「力で制するは覇者 徳で服するは天子です ハンの功績はハンのもの
民は無関係かと 徳で政を成し 法で民を治めてこそ天下は心服する」
范文程の言葉をハンは復唱する。

(今回はホーゲと阿古拉の卑怯な行動に腹の立つドドの気持ちに賛成でしたが
やはりドルゴンの落ち着いた行動に感服 今騒げば損をするのは見えているもの)