海欄珠のとこへ何事か文が届く ほくそえむ海欄珠
「弟も私もホンタイジの信頼を得た 阿古拉を見守って」
「サイチーヤー達に復讐するわ」母に祈る
玉児は小玉児に「懐妊おめでとう」声をかけるが無視される
哲哲や側室達の中に入って行けれない玉児は「平気だけど 小玉児は避けているようだ」
「ドルゴンと玉児の噂を耳にしたとか」スマがこたえると悲しい表情
そこへ海欄珠も入ってきた 顔色の悪い海欄珠を他の側室が気遣うと
もう一人の側室は玉児が作るおしろいや口紅は怖くて使えない と嫌味を言う
すかさずスマは厚意でしたことだと反論 すばやく側室の手がスマの頬を打つ
それを見た玉児も「何をするの」と側室の口をつねる 怒る側室に
「茶葉がついていたから吹いただけだ」と玉児
小玉児も「茶葉を吹いて何が悪いの それにハンも淳福晋の仕業と言った」
玉児に助け舟を出す 海欄珠は「絆が固いのね」口をはさむ
哲哲にとがめられる
小玉児に礼を言おうとするが
「誤解しないで 海欄珠を見ていると腹が立ってくるのよ 妹の夫を奪うなんて
誰かさんと同じね」冷たく言い放つ
「小玉児 怒っているのね でも信じて 私とドルゴンはなんでもないのよ 」
「以前 何があったかしれないが 彼の福晋は私なの 従姉上ではない
他人に誤解されないようにして」
ハンが帰還 ドルゴンが残ったままだと玉児は案じる
ドルゴンとドドはリンダン・ハーンの大福晋(ナムチョン)が
見つけられないと手を焼いていた
突如と現れた大福晋の罠にはめられ 兵は皆殺され ドドは捕まった。
阿古拉があらわれ「ドルゴンが単騎でこいと」の文に
「あのナムチョンは非情で残忍で一筋縄では行かない 単騎では危険」説得するが
ドドのためなら 虎穴にでも入るというドルゴン
ドドを助けるべくナムチョン(大福晋)のとこへ乗り込む
待ってましたと色仕掛けをするが、一向に乗らないドルゴンに業を煮やし
ドドを連れて来た。「話があるのなら言え」
「あなたと敵対する気はない」「後金に投降すると?」「いいえ和議よ」
「私には宝がある ホンタイジも応じるはずだ」と玉璽(皇帝用の印)を見せた
「この玉璽をもつものが天下を手にする これを献上するのは私の誠意」
「この件はハンが決められる」
「和議を結ぶのなら 私達一族の命をあなたに守ってほしい」と条件を出す。
ドドはドルゴンに「玉璽を手に入れれば天下を取れる なぜホンタイジに渡す?
「ハンに献上して当然だ」
「後金のために活躍したのは兄上だろう」
「お前も兄上達も功績がある ナムチョンはハンに献上したいのだ 」
「なぜ他人ばかり花を持たせる」ドドは声を荒げて言う
「黙れ 首が飛ぶぞ ナムチョンを受け入れるのは喜ばしい事だ 父上の志を遂げるまで
決して内輪もめなど許されん」ドルゴンも怒る
ドルゴンの書状を見たハン
「天は味方した 直ちにドルゴンに一族を護送させよ」の命
ドルゴン達はナムチョン一族を護送 出発の時 阿古拉の姿が見えないと捜す
その頃 阿古拉はナムチョンに「なぜドルゴンに頼ったのか」詰め寄った
「人は長いものに巻かれるもの あなたより後金の方が安心 」ナムチョンが言うと
阿古拉は「ホンタイジを襲ったのは君だ と密告するぞ 」脅かすと
「忘れないで 指示したのはあなた 私に襲わせて彼をかばえば
信頼を得られるもの 私を売っても 損するだけ」
阿古拉はナムチョンの耳元で「君こそ忘れるな 寵愛争いに勝てたのも 俺のお陰だぞ」
福晋の元締めとなったあくどい過程を語るその口を ナムチョンは自分の口でふさぐ
(お前も悪よの~ って感じの場面です)
阿古拉がナムチョンの部屋から出てくるのを見てしまったドルゴン
盛京へ戻る途中 ナムチョンの悩ましい攻撃にも屈せず
ドルゴンは毅然とナムチョンに対応
そして無事到着
皆の好奇な目が一族に注がれる
ナムチョンは先日の非礼を詫び 玉璽をハンに差し出す
「まさに至宝だ」喜びの声を上げるハン
彼女達を見た側室達は口々に
「男達は皆 見惚れていた 投降した妻や女を娶るのが昔からの慣例だ」
「ハンはどうするかしら」「覚悟しておけば 悩む必要もない」
心中穏やかではない哲哲
そこへナムチョン達は挨拶だと手土産を持ってくる。
(そこですでに女達の火花は散っています)
改めて玉璽を手に取り「この伝説の玉璽が後金の物になった」
喜びをかみしめているハン
ナムチョン他女性は皇子達にあてがわれる
ハンはドルゴンとドドに先に選んでも良いと言うが2人とも辞退する。
兄皇子は 1人後宮に迎えてはどうかとハンに提案
ハンはナムチョンが玉璽と財宝を献上してきた 天の恵みだ
だがこの先ナムチョンたちを治めるには手を打たねば それでナムチョンを
側室に迎えるけど どうか 哲哲に話す。
了解する哲哲
ドルゴンの帰りを喜ぶ小玉児 ドルゴンも「体の調子はどうだ」といたわる
小玉児の話を聞いているうち眠ってしまうドルゴン
その口からやはり玉児の名前が出てくる「玉児 君に会いたい いつも思っていたのだ」
それを聞いた小玉児「ドルゴン どちらの玉児なの?」
頬を撫でていた手を下げた。
(ナムチョンが加わり後宮は益々にぎやかに(?)なりますねー!)