ゆっくり行きましょう

気ままに生活してるシニアの残日録

「Bagel & Bagel」でベーグルを買う

2023年03月19日 | グルメ

出かけたときにパン屋でベーグルを買った。今回はベーグル&ベーグルという店。通りかかった時、おいしそうだと感じたから。調べてみると結構多店舗展開している店だ。

ベーグル専門店でいろんな種類のベーグルがおいてあったので何を買うのか迷ったが、桜の味付けをしたピンク色のものとチーズ味のものともう一種類買った。店で見た感じでは、前に買ったKINOKUNIYAのベーグルよりボリュームが少し小さい感じだ。687円だった。

翌朝、食べてみるとおいしかった。特に桜の味付けをしたベーグルがおいしかった。ただ、ベーグルは本当は何かハムとかサラダとか挟んで食べるんだろうな、味がついていたからそのまま食べたけど。


「関西から世界へ! 葵トリオ」を聴く

2023年03月19日 | クラシック音楽

BS放送で葵トリオの演奏を録画して聴いた。

葵トリオは、小川響子(ヴァイオリン)、伊東裕(チェロ)、秋元孝介(ピアノ)の3人で、東京藝術大学出身、サントリーホールの室内楽アカデミーで共に学び、2016年に結成された。

2018年9月に開催された「第67回ミュンヘン国際音楽コンクール」のピアノ三重奏部門で日本人団体史上初、第1位の快挙を成し遂げた。このコンクールは難関として世界から注目され、受賞者は国際的なキャリアへの切符を手に入れることができると言われている。室内楽分野における優勝は東京クヮルテット以来48年ぶりで、このとき第2位はなく第3位が2団体だったことから、葵トリオが圧倒的に支持されたことがわかる。

テレビの放映のインタビューでは、自分たちは全員関西出身で、定期的にコンサートをやっている楽団は日本ではめずらしい存在である、地元でもっと活動したい、と言っていた。出身高校に行って演奏会などもしている。将来は地元で葵音楽祭をやりたいと思っている、コンクールの準備をしているとき、三重奏曲というのは結構あるとわかったと述べていた。私もピアノ三重奏曲はベートーベンの7番「大公」しか知らなかった。

今回の演目は

ピアノ三重奏ハ長調から第3楽章(ハイドン)
ピアノ三重奏曲D898から第2楽章(シューベルト)
ピアノ三重奏曲第1番(アレンスキー)

ハイドンやシューベルトは好きな作曲家だがアレンスキーという人は知らなかった。1861年生まれのロシアの作曲家で、ラフマニノフやスクリャービンの師でもある、この三重奏曲はロシアの名チェリストであるダヴィドフを追悼するために1894年に作曲された、葵トリオが地元の高校で演奏した曲もこれだが、高校生にはちょっと難しい曲だったのではないか。

海外で結果を出している日本の若手演奏家は本当に頼もしいものだ。今度、彼らのコンサートに行ってみよう。

 


「茂木本家美術館」に行く

2023年03月19日 | 美術

千葉県野田市に茂木本家美術館がある。新聞の美術欄で知った。この美術館はホームページによれば

「キッコーマンの創業家のひとつである茂木本家が2006年に開館した地域貢献型美術館です。創立者である十二代当主茂木七左衞門(1907-2012)は若い頃から美術品を蒐集してきましたが、これらの作品を多くの方々に鑑賞していただきたいという思いから美術館を設立しました。」

できてからまだ17年と新しいためビルの内外はきれいで、ビルの外観、内部のデザインも周辺とマッチして洒落て、かつ、上品な感じがある。この建物の設計などについてはホームページで

「美術館は茂木本家が「くしがた」というブランドで独自の醤油を醸造していた工場の跡地にあり、茂木本家の私邸、稲荷神社、キッコーマンの本社に囲まれています。この歴史ある場所に、彦坂裕氏、上山良子氏にそれぞれ建築設計、ランドスケープデザインをお願いし、周辺地域と融合しながらも洗練されたデザインにこだわった美術館建築と景観を実現いたしました。」

展示室は常設展示室と浮世絵ギャラリーとがあり、後者は年4回、テーマを決めてそれにふさわしい浮世絵を展示する部屋で、今日は「浮世絵で見る滝と橋、北斎から巴水まで」がテーマとなった展示がなされていた。美術館の展示室はガラス窓で外の庭園が大胆に見えたり、縦長に見えたり、天井から光を取り入れたり、いろんな工夫がなされており、建物自体も一つの美術作品のように思える。

展示室への入口と反対側にはカフェがあり、カフェの中からは庭園に出れるようになっている。庭園の奥には稲荷神社があり、また、庭園は隣接する茂木本家の板塀と屋敷林などが借景となっている。

美術鑑賞、庭園散策あとはカフェMOMOAで予約しておいた昼食を食べた。蕎麦とお寿司または天むすのセットで、事前予約注文だが、二人で一つずつ注文し、合計3,100円。地元の料理店の人が来て調理してくれるそうだ。また、カフェの壁の専用ショーケースには茂木瓊子初代館長が蒐集した塩こしょうセットのコレクションを展示されていたが洒落たものばかりだった。

贅沢で上品な時間を過ごせました。