夏の青春18切符で静岡県三島市へ行って来た。自宅からJR和歌山線香芝駅まで歩いて30分それからは乗り継いで乗り継いでおよそ8時間45分の旅である。先日奈良まで来てくれた友人たちとの約束で三島詩と随筆研究会の8月例会に出席するためである。早朝4時45分に玄関を出て生暖かい空気の中を町へ下った。2月に沼津へ行った時には奈良ー加茂ー亀山ー名古屋のコースだったので、今回は奈良ー木津ー京都ー米原ー名古屋のコースを選んだ。これが失敗、京都で通勤時間帯にぶちあたり座れない。わたしは長旅なのだがそんなこと誰が知ろうか!今回のオプションは二度と使わないことに決めた。8時間45分といっても、6回ぐらい乗り換えでその度に体を動かすことになるので、以外と疲れないものである。新幹線の旅と比べるとトンネルが少ないのがいい。また駅の表情がそれぞれに歴史を感じさせてくれて趣がある。沿線の風景も豊かで飽きることがない。それにほとんどが始発から終着までなので寝過ごす心配がない。香芝駅5時36分発で三島駅着14時05分であった。会には45分遅れだが予め伝えてあった。代表の久保田氏とは頻繁に手紙のやり取りをしているが、会員たちには温かく迎えていただいた。久し振りにみんなの合評に耳を傾けその雰囲気に懐かしさを憶えた。例会終了後三島駅の近くの店で会食をした。大変なご馳走になり恐縮した。得難き友人たちとこれからのご縁を約束してお別れしたが、会員の変わらぬ創作意欲を感じた時間でもあったし私も程よい刺激をいただいた。
その夜は興津の駿河健康ランドに宿泊した。
翌日はまた沼津に戻った。まずルルのお兄さんお姉さん猫ちゃんたちが眠っているお寺にお参りして生前充分に看護してやれなかったことを詫びて、ルルを見守ってくれるようにとノートに記した。それからは、引っ越しの時にお世話になった会社を訪ね社長さんに改めてお礼を申し上げた。奈良に来てから、ずっと気になっていたことなのでようやく気が落ち着いた。今日はといっても昼ごろまで、なにしろ帰る時間を気にしながらの慌ただしいスケジュールである。以前、詩集「網走一丁目」を作らせていただいた詩人尾崎朋子さんとは駅近くの開放的なお店で会った。突っ込んだ詩の内部についての思いなど、中身の濃い話ができた。1時間ではさすがに時間が足りなかった。もっと話を続けたかったが、次回の楽しみとしてお別れした。
尾崎氏と別れたすぐ近くで、今回最後に会う小野さんが車で待っていてくれた。小野さんは7月に奈良に来てくれたばかりだったが、忙しい中時間を作ってくれた。昼を一緒にということで、奈良で話したぼくの望みの回転寿司「浜寿し」でその後を語り合いながら寿司を頬張った。小野さんとも尾崎さんとも、時間が短く感じられた。もうちょっと一緒に居たいと思った。得難き友人に感謝しつつ、青春18切符を改札で見せて帰路についた。沼津駅発12時54分。
その夜は興津の駿河健康ランドに宿泊した。
翌日はまた沼津に戻った。まずルルのお兄さんお姉さん猫ちゃんたちが眠っているお寺にお参りして生前充分に看護してやれなかったことを詫びて、ルルを見守ってくれるようにとノートに記した。それからは、引っ越しの時にお世話になった会社を訪ね社長さんに改めてお礼を申し上げた。奈良に来てから、ずっと気になっていたことなのでようやく気が落ち着いた。今日はといっても昼ごろまで、なにしろ帰る時間を気にしながらの慌ただしいスケジュールである。以前、詩集「網走一丁目」を作らせていただいた詩人尾崎朋子さんとは駅近くの開放的なお店で会った。突っ込んだ詩の内部についての思いなど、中身の濃い話ができた。1時間ではさすがに時間が足りなかった。もっと話を続けたかったが、次回の楽しみとしてお別れした。
尾崎氏と別れたすぐ近くで、今回最後に会う小野さんが車で待っていてくれた。小野さんは7月に奈良に来てくれたばかりだったが、忙しい中時間を作ってくれた。昼を一緒にということで、奈良で話したぼくの望みの回転寿司「浜寿し」でその後を語り合いながら寿司を頬張った。小野さんとも尾崎さんとも、時間が短く感じられた。もうちょっと一緒に居たいと思った。得難き友人に感謝しつつ、青春18切符を改札で見せて帰路についた。沼津駅発12時54分。