一日だけの詩の談話室<YKK>OPENについて

2014-12-10 18:51:07 | 詩・朗読・合評会
詩に興味のある人、誰でも参加できます。
1915年2月22日(日)午後1時30分OPEN
場所 : 「あざれあ」(静岡県男女共同参画センター5階)JR静岡駅から西へ徒歩10分

企画 : 静岡県詩人会

特定のテーマを持たず、詩について好き勝手に語り合おうというスペースを静岡県詩人会が設けました。県詩人会の会員以外の方のご参加を歓迎いたします。会費無料です。詳細はコメントにてお答えいたします。
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詩   山寺

2014-12-03 22:54:03 | 自作の詩
    山寺
                    高田数豊

      蹴っても蹴っ飛ばしても銀杏の落ち葉  扇酔

トウモロコシの噴きあがった大釜 和尚のこしらえた竈は使い手も
 なく錆びたまま
在りし日の形のみ炎天にさらして蝉しぐれの消えた木立は今日もも
 くもくと繁り
お役御免の飛行機雲が青空に吸い込まれ
大銀杏は人気の途絶えた境内にどっかとその影を伸ばしでいる

(空手にして郷に還る)道元の言葉が口癖だった和尚はすでに
 居らず
北風が足もとを掃き清めた山寺の山門は不意の訪問者を招き入れ
分校の吹流しは垂れ下がり裏の杉山を夕闇が覆いはじめている

岩清水のひそひそ話しの中に和尚の言葉を呑み込もうとしてみるが
和尚よ 
トンネルに消えるハーモニカ窓の夜汽車の音に酔いながら
私は聞きたい
あの日満面の笑みで迎えてくれた和尚よ
百八の嘘を搗いてもまだ足らんまだ足らんわと
鐘を鳴らして酌み交わしたあなたの密造酒も
廃寺の土の下でもはや眠りから覚めることはないだろう
目は横に鼻は縦じゃと
ヨッコラヨッコラ石を運びながら言ってくれたあなたの声を
あなたが造った古池に腰掛けて
もう一度聞きかった
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アンドレ・リュウの音楽

2014-12-02 19:53:30 | アンドレ・リュウ
毎日必ずアンドレ・リュウと彼のヨハン・シュトラウスオーケストラのコンサートを聞く。「見る」と言ったほうがいいかな。世界各地で演奏活動をしているとっても楽しいオーケストラだ。
世界のワルツ王といわれているアンドレ・リュウのバイオリンはロマンチックでありファンタスティックなのだ。オーケストラの女性の衣装はドレス,華やかで明るい色彩。それぞれに素晴らしいミュージシャンたちなのだ。クラシック音楽のアレンジも素晴らしいし、コーラス、ソプラノ、テノールの歌手たちが、イタリアやアメリカ、ラテンなどのリズムも自在に聞かせてくれる。どの国でも2万人の客を酔わせてのせてしまうという楽しいオーケストラなんだ。アンドレ・リュウの音楽から今電子ピアノで弾いているのが「Red Rose Cafe」「The Rose」「The Last Rose of Summer」これはぼくの「ローズ・サウンド」になった。他には「You Rase Me Up」「Nearer,My God to Thee」など。アンドレ・リュウは音楽を楽しませてくれて、いい音楽をたくさん聞かせてくれます。ヴェルディの「行けわが思いよ、金色の翼に乗って」も弾きたいと思って楽譜を買ってきたけど、そこまではまだまだという程度の実力なんです・・・・。

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