東京大衆歌謡楽団の高島四兄弟は日本の吟遊詩人だ
2日間の道明寺ライブは想像をはるかに超える人気のすごさに圧倒された
昭和も最後の世代のまだ若い四人が昭和の懐かしい抒情歌を歌い継ぐ
<今日は大阪大衆歌謡楽団です>ってアコーディオンの雄二郎さんが言ってたけど
大阪のおばちゃんたちに限らずおじちゃんたちをも
昭和の子に限らず平成の子をも酔わせていた
ボーカルの孝太郎さんは風邪気味のようでしたがそれを全く感じさせなく抒情たっぷりの歌声をみんなに送り届けた
雄二郎さんのアコーディオン、龍三郎さんのウッドベース、圭四郎さんのバンジョー、そして平成生まれの若い三人のギターとタンバリンと踊りすべてが昭和の風を運んでくれた
孝太郎さん
雄二郎さん
龍三郎さん
圭四郎さん
大衆演劇を踊る平成生まれの若者も息はピッタリだ
曲の途中でもリズムに合わせてぴったしと手拍子を打つ観客との一体感が素晴らしかった
大衆を酔わせる、まさに吟遊詩人だ
1日目は写真に追われていたのとお目当ての曲が出なかったことで 2日目はゆっくり雰囲気に同化、しかもラスト曲はお目当ての<酒の中から>
3番の途中で エイッ!と合いの手を入れ腕を突き上げる これをやりたかったのでもう言うことなし
帰りがけに古市の駅近の立ち飲み屋に寄って気分よく一杯やりながら余韻に浸っていた