Kazuさん針に糸を通す・・・の巻

2017-05-26 00:38:33 | 裁縫
花粉受難中に溜めてしまった仕事をひとつやり終えた。それを投函して帰ってきてホッと一息というか、ボオーとしている時に思いついたのが裁縫仕事である。先日友人が泊まった時に夏の敷布団シーツがいるなあと思っていた。そう思った時に、サイズ違いの掛け布団カバーがあることに気づいていたのである。そこでよしッと始めることにした。
何でも100均に行けば揃う時代にと自分でも思うのだが、自分に出来ることならやっていこうと思っている。ついこの間まで「勿体ないモッタイナイ」と世間は騒いでいたのに、あの言葉どこへ行っちゃったのかね。
まずサイズ違いを探し出した。そして裁縫箱は和裁をしていた母が使っていたものである。裁ちばさみも今だによく切れる。仕事はサイズ違いを適当に解いて端をまつり縫いするだけである。いちばん気になっていたのが糸の針通しなんだが、なんと自分でもビックリ、一回二回では無理だったが苦労することなく通せたのだ。もうこうなりゃ、母の見よう見真似で、ちゃんと待ち針を使ってのまつり縫い、大雑把ではあるが見栄えはいい。我ながら満足の出来である。裁縫を終えて腰が痛いと立ち上がった母の姿を思い出した。その夜さっそく敷いて寝たのである。自分でニヤニヤしているのがわかった。使って捨てて買えば済む、の文化は味気なくないかい、寂しくないかい。ぼくは正念工夫で楽しむ。
コメント (2)
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