ああ梅雨だ ピアノから離れて アホなことを
詩人山本十四尾さんが古河文学館で続けていた詩の会「花話会」がその活動を閉じられてから少し時間がたった そこに集まった人たちの詩誌「衣」は引き続き30名ぐらいの執筆でにぎやかな紙面を保っている 山本さんから送って頂いた「衣」58号(2023.7.23発行)を開いていた 青柳俊哉さんの言葉の世界はずっと魅力なのでいつも楽しみにしている詩人なんだ 時節柄「あじさいの森」という詩があった
あじさいの森
あじさいの森へ行く 雨の色が すべての花びらを 通過して 土のうえを青くながれる
花びらを食む 一頭の蛾の幼虫 月の黄土色に染む
花びらがすべて 藤色の蛾へかわるとき 雲は 海辺を巡礼する黒衣の女の 行列のように 空を渡っていく
色彩は世界の外にあり 水のふる 透明な空へ あじさいが飛び立つ
青柳さんの透視できるこころの目からはいつも新鮮な喜びが届けられる 次の詩「月華」もそうだ
月華
無数の水紋 花のしるしのような 月の表面を めぐる 光とかげの境界
そのうえで 羽搏いている 光にも かげにも属さない ゆらぎのなかにしか 生存できないもの 薄羽かげろうの 虚数の 花のうえに透ける 冬蝉の羽
世界があることに 秘されている 思いのかたち 水の指紋の ような月華
比較できる生存を認識できるうつくしいことばではないかと 羨ましい
詩集「衣」より引用させていただきました
なかなかシナリオ通りにいかないのが競馬の予想だ まあドウデュースの結果は予想通りだったが たまたまyoutubeで見た横山やすしと西川きよしの漫才にひとりで笑い転げていた 二人の呼吸は言うまでもないがやすしさんの芸は天才やね あらためて惜しいなあという思いだ 自分がこんなに笑うことをしばらく忘れていた 貴重な発見だ
内枠に有力馬が隣り合わせ この3頭が牽制しあうのを見ながら外枠の川田はレースを進められる 雨模様で馬場は渋るはずで連続開催の最終日なら外枠有利じゃないか そこで
宝塚記念の近走では牝馬が馬券に絡んでいる この傾向から5歳牝馬⑬ルージュエヴァイユを狙おう 母母デインドリームは凱旋門賞 バーデン大賞 KJ六世&QEステークスを勝った名牝 この馬とフランケルとの配合で生まれたのがルージュエヴァイユの母だから確実にクラシックディスタンスの血統だ
1番人気④ドウデュースはポカもあるから初めてのコースも含めて3連複に入れるぐらいにしておく 主役は②ジャスティンパレスにする ルメールなら直線で外に持ち出すだろう 相手のもう1頭は京都コースとの相性から⑦プラダリアがいいと思うな プラダリアは重馬場の京都大賞典で勝っている 今回も同じ⑦枠で勝負師池添はニンマリしているだろう
ちなみに京都開催の宝塚記念は2006年でこの日は雨で稍重 結果は⑧-⑦-⑬ 勝ったのは武豊のディープインパクトだ ならば今年は武豊の④からで⑦ー⑬を持ってみようか
馬単で②ー④⑦⑬ 3連複は②④⑦⑬ 単勝⑦ これでいい