散歩のとき
ちょうどお昼ごろ
缶ビールと唐揚げで腹ごしらえ
目の前の景色で
ふっとね
<グリーン・グリーン>が浮かんだんだ
帰ってすぐに弾いたんだ
「ある日パパと二人で 語り合ったさ」
この片岡輝氏の作詞がいいんだ
原詩は<my mama>だし原詩とはまったく異なる片岡輝氏の
独自のストーリーが素敵なんだ
3番、4番、5番の歌詞
ある朝 ぼくはめざめて
そして知ったさ
この世につらい
悲しいことが
あるってことを
グリーン グリーン
青空には 雲がはしり
グリーン グリーン
丘の上には ララ
緑がさわぐ
あの時パパと
約束したことを守った
こぶしをかため
胸をはり ラララ
ぼくは立ってた
グリーン グリーン
まぶたには 涙あふれ
グリーン グリーン
丘の上には ララ
緑もぬれる
その朝 パパは出かけた
遠い旅路へ
二度と帰ってこないと
ラララ ぼくにもわかった
グリーン グリーン
青空には 虹がかかり
グリーン グリーン
丘の上には ララ
緑がはえる
片岡輝氏の「グリーン・グリーン」はいろいろに解釈されているが
Wikipediaには<作詞した片岡自身は読み手がどう解釈するかは自由であるとの発言をしている。>
と記されている
ぼくはこれはいいことだなあと思う
詩の言葉は作者の手を離れて外に出された以上読み手にゆだねられるからだ