大寒波の今日熱い熱いニュースだ。日本人が待ちに待った日だろう。大関琴奨菊関優勝おめでとうございます。僕な好きな町柳川の皆さんの喜びが伝わってくる。柳川を知ったのは35年前、原チャリ(スズキ・ランディ50CC)で九州一周を目指した時だ。京都を10月末に出発して日本海沿い(9号線)を走った。当時はうるさくなかったから駅に寝たり、野宿をしたりで自炊しながらの貧乏走行だった。秋芳洞から山陽に出た。関門トンネルをバイクを押して渡ったなあ。その頃読んでいた那珂太郎さんの詩「はかた」が頭にあったから海の中道を走った。たまたまである。夕方柳川に入った。11月2日、北原白秋の「叱られて」の曲がどこからか流れていた。
川の方から聞こえた。初めての土地柳川が水郷の町だと知らなかった。川を次から次へと下ってくる「どんこ船」その中で演奏しているブラスバンドの音色だった。辺りにはうなぎを焼いた美味しそうな匂いが漂って空きっ腹を刺激した。水郷の水路の低い橋の下をくぐる船の人たちに上から花火やお菓子などを差し出す人たちがいたり、素朴な白秋祭に魅せられて一泊することにした。運良く見つけた民宿の隣に居酒屋があった。この店がまた楽しく、若い女将がチャーミングですっかり気に入ってしまったのである。客も酒も楽しい、飲んでいるうちにこの町にしばらく居ようと決めてウイスキーのボトルをキープしたのだ。この店今はなくなっているが僕の中では今でも「てるこさんの店」として残っている。結局柳川には4日逗留した。そしてその4日間ですっかり柳川が好きになった。京都に戻ってしばらくして、友人の奥さんが柳川の出身だと知って、会って話をするたびに柳川を懐かしんだ。数年前柳川に行った時に町のあちこちで「琴奨菊」の幟がはためいていた。今僕が居る当麻は相撲発祥の地だという。あれやこれや縁の深さ、不思議というものを感じている。琴奨菊関には横綱になって欲しいな。これからも応援しますよ!!
川の方から聞こえた。初めての土地柳川が水郷の町だと知らなかった。川を次から次へと下ってくる「どんこ船」その中で演奏しているブラスバンドの音色だった。辺りにはうなぎを焼いた美味しそうな匂いが漂って空きっ腹を刺激した。水郷の水路の低い橋の下をくぐる船の人たちに上から花火やお菓子などを差し出す人たちがいたり、素朴な白秋祭に魅せられて一泊することにした。運良く見つけた民宿の隣に居酒屋があった。この店がまた楽しく、若い女将がチャーミングですっかり気に入ってしまったのである。客も酒も楽しい、飲んでいるうちにこの町にしばらく居ようと決めてウイスキーのボトルをキープしたのだ。この店今はなくなっているが僕の中では今でも「てるこさんの店」として残っている。結局柳川には4日逗留した。そしてその4日間ですっかり柳川が好きになった。京都に戻ってしばらくして、友人の奥さんが柳川の出身だと知って、会って話をするたびに柳川を懐かしんだ。数年前柳川に行った時に町のあちこちで「琴奨菊」の幟がはためいていた。今僕が居る当麻は相撲発祥の地だという。あれやこれや縁の深さ、不思議というものを感じている。琴奨菊関には横綱になって欲しいな。これからも応援しますよ!!