No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

猫たちの午后~Cat Day Afternoon

2024-04-20 | 
ある日の午后のことだった。家の猫、銀次郎が窓から外を眺めている。季節柄、外猫たちの往来が増えてきた。勢い銀次郎のパトロール頻度も多くなる。この窓の下は外猫銀座と言われるほど、数多くの外猫が行き来する。監視をしながら銀次郎は、春の空気を吸って気持ちよくなってウトウトするのが常である。監視が機能しているとは思えない。

そこで僕は、こっそりと外に廻って、監視している銀次郎の様子を撮影しに行った。それがこの写真である。抑止力として機能しているのかどうか、それは写真を見た諸兄(姉)の判断に任せる。網戸が紗のような効果を発揮し、不思議な味わいの写りとなった。

X-PRO3 / XF35mm F1.4
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Long time no see〜四ヶ月振りの更新

2024-03-03 | 
最後のブログ更新から、ほぼ四ヶ月が経過した。その間、様々な変化があった。大きな変化もあれば、小さな変化もある。もう終わったこともあれば、これから起こるであろうこともある。それを一から十まで語るつもりはない。一つ言えるのは、なかなかしんどい四ヶ月だったということだ。

でも「しんどい」と言いながら、この四ヶ月、僕は仕事をし、ご飯を食べて、普通に生活してきたのも事実である。だからブログだって更新しても良いのかもしれない。やっとそう思い始めた。たったそれだけ思うのに四ヶ月も掛かった。まだ毎日更新できる状況にはないし、写真を撮りに出かける機会も極めて少ない。それでもブログを再開したいと思う。そして以前のように、それを生活のベースに据えることを目標にしよう。当面はスポット的にしか更新できないし、再び長期停止するかもしれない。とにかくできる範囲で一歩を踏み出すのである。

更新が止まっている間に訪問頂いたり、コメント頂いた皆様に感謝しています。皆様のブログ訪問(というか自分のブログだった)もままならなかったけど、徐々にお邪魔していくつもりです。今後ともまたよろしくお願いします。

追伸:猫(銀次郎)からの伝言「久しぶりだニャ!!」

X-PRO3 / XF23mm F2R WR



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いつも通りで有難う

2023-10-19 | 
一応断っておくと、僕の体調は問題ありません。血圧が若干上昇気味だけど、他はコントロール出来ていて、服薬ゼロが継続している。いまのところ病気が再発する気配もない。それでも生活全般に眼を向ければ、自分ではコントロールできない物事は余りに多い。途方に暮れることだってある。そんな時、猫がいつも通りの平常運転をしていると、それだけで嬉しくなる。

X-H2 / XF35mm F1.4R



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猫は日常を続ける天才である

2023-09-25 | 
猫は日常を続ける天才だと思う。飽くなき執念で同じ習慣をどこまでも続ける。同時に、猫は日常を放棄する天才でもある。あれほど続けた習慣を呆気なく放棄することもある。どちらの面でも、人間は猫には負けている。

LEICA M10 MONOCHROME  / SUMMILUX M50mm ASPH




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猫は昼寝の場所を使い分ける

2023-09-15 | 
我が家の銀次郎さん。実に多くの昼寝場所を持っている。最近のブームは、①冷蔵庫の上、②僕のベッド(昼間のみ)、③屋根裏部屋の入口階段、である。その他にも別途5〜6箇所を使い分けている。どういう基準なのかは分からない。丁度、僕がカメラのレンズを使い分けるのと同じようなものである。

追伸:敢えていえば僕が寛ぐ場所が良い場所だと思っている節がある(冷蔵庫以外)。。その場所を僕がいない時に奪っているのかもしれない。

X-H2 / XF35mm F1.4R
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夏の疲れは猫にも及ぶ

2023-09-03 | 
少し疲れが溜まり、休日の午後にベッドで昼寝をした。いつの間にか、横で猫が添い寝をしていた。カメラを取って戻ると、まだ猫はそのままの姿でいた。猫にも溜まる夏の疲れ。皆さまご自愛下さい。

追伸:久しぶりに短い旅に行きました。明日以降に掲載します。

X-H2 / XF35mm F1.4R
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あれから一年経ちました

2023-08-26 | 
丁度一年前、2022年の8月27日から28日に掛けて、僕は新潟に一人旅に出かけた。その帰路に激しい動悸を感じ、アップルウォッチが「心房細動の可能性がある」とアラートを発した。滅多にない鉄道の旅でもあり、今年ほどではないけど暑い夏だった。昼間から少々ビールを飲みすぎたので、そのせいかと思っていた。でもアラートはそれから数日に渡り出続けることになった。病院で診察を受けると、心房細動と診断された。その後、投薬治療を経て、今年の2月にカテーテルアブレーションの手術を受けた。あの苦しい発作が嘘のように消え、完治することができた。考えてみれば怒涛の一年だった。あの最初の心房細動発作から一年が経ったことになる。感覚的にはもっと昔のことのように思える。そもそも手術から半年しか経っていないことも嘘みたいだ。

猛暑の夏、今年は町歩きの機会を控えている。いまは健康だが、昨年の心房細動になったトラウマがあるから必要以上に慎重にしている。一方で最近は油断して、飲酒の機会も量も増えてきた。生命の危機も感じた一年前を思い出し、今一度生活習慣を考えたい。この一年、僕の周りでは知人が白血病で亡くなったり、重い病気に罹ったりしている。今こうして生活している時間を大切にしなければと改めて思う。

X-H2 / XF56mm F1.2R WR
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ストレートな要求

2023-08-17 | 
家の猫は何か要求があると、このように姿勢を正して座り、まっすぐにこちらを見る。人間の常識からすると、要求自体は理不尽なものが多い。でも猫の欲する気持ちはどこまでも真っ直ぐなのだろう。大抵の飼い主は、この要求に耐える能力を持ち合わせていないことも付記しておく。

X-H2 / XF35mm F1.4R
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やさぐれツインズ

2023-08-14 | 

ここ最近見つけた新たな猫スポットである。この2匹は常に一緒にいるようだ。どちらも「やさぐれ顔」をしている。多少やさぐれでないと厳しい環境で生き抜くことはできないのかもしれない。

X-H2 /  XF16-80mmF4 R OIS WR


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おい何とかしろよ、と猫は言う

2023-08-06 | 
写真は家の猫で、僕の屋根裏部屋の入口でグダっとしている。屋根裏部屋の中は、この世のものとは思えない暑さである。皮肉なことに、その入口の階段(ハシゴ)前は、我が家で最も風通りが良い場所でもある。屋根裏部屋には元々エアコンはない。サーキューレーターを循環させ、エアコンの冷風を送っている。意外とこれでいける。

だが、今はエアコンが故障中である。猫は「何とかしろよ」と言っている。修理にしても買い替えだとしても、工事は8月下旬になると言われている。とち狂った僕は窓枠につけるウインドーエアコン(しかも中国ハイアール製品)を買うという暴挙に出た。約3万円だった。しかし!。僕の家の窓は高気密を売りにした特殊なサッシ(樹脂製)である。サッシレールの形状も特殊で、窓枠エアコンは取り付けが不可能だった。ただでさえ暑い中、家の中で悪戦苦闘して汗だくになり脱水症状になった。何をやってもうまくいかない状態である。今日はそんな僕の誕生日だったりもする。

追伸:仕事上の付き合いのある電気工事店さんに泣きついて、お盆前に工事をしてもらう方向で調整中である。感謝!。


LEICA M10 MONOCHROME / APO-LANTHAR 35mm F2 VM
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