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レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

さようならX-PRO3

2025-02-01 | その他


2019年の発売から丸5年以上、富士フィルムのX-PRO3を使ってきた。昨年カメラの大整理をした際に一度手放した。代替機がしっくりこず、結局再びX-PRO3を買い戻した。迷走している感があった、そして今回、またもやX-PRO3を売却し、今度はX-T5という機種を購入した。これらは全て下取り交換を利用しているので、実際の手出しのお金は少ない。今回の差額は6400円。つまり6400円払ってカメラを新機種(中古)に交換したわけだ。X-PRO3のリセールバリューは衰えを知らない。

X-PRO3はとても気に入っていた。もはや相棒レベルだ。でも液晶の稼働分の構造に問題があり、液晶が突然死するという致命的なリスクを孕んでいる。この件でアメリカでは巨額な集団訴訟まで起こされている。単なる個体差や運ではない。設計と構造の問題であり、どこかの時点かで必ず現象が発生すると考えて良い。僕の最初のX-PRO3も故障し、修理費に4万円ほど掛かった。大体4〜5万円の修理費が掛かるようだ。修理したところで、故障が再発する危険性は拭えない。それでも好きなカメラだから買い直してまで使い続けた。後継機種(X−PRO4?)がそろそろ発売される頃なので、それまで使えればと思っていた。ところが、いつまで経っても後継機は発売されない。このままだと、今回の個体にも故障が発生し、また修理費を払う羽目に陥るかもしれない。二回の修理費で合計10万円近く負担する。それだけは避けたい。要するにそういうことだ。多少、姿形は異なるが新たなX-T5は新型の機種である。写りもカメラの性能も格段に向上している。クラシックネガだって搭載しているので、これまで同様の描写を維持できるだろう。猫の撮影などは利便性が段違いになる。・・・・。なる・・・。

・・・・・。それでも割り切れない喪失感に包まれるのは何故だろう?。まさかの3回めの買い戻しにならないことを願おう。


追伸:これからX-T5のシェイクダウンに向かう。


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