由利高原鉄道の黒沢駅。当ブログによく掲載する曲沢駅(田圃の真ん中にある駅)の隣りである。線路は霞んだ山裾の田圃に伸びていた。冬になれば田圃はは、一面の大雪原となる。少し古いデータだが、この駅の利用者は2018年時点で一日10人ほど(ちなみに曲沢駅は2人)。その殆どは高校生か高齢者だと思う。由利高原鉄道は殆どの駅が無人駅で、有人駅は数えるほどしかない。黒沢駅も当然無人駅である。それでも駅前は綺麗に清掃され、駅舎やホームにはプランターに植えられた花が飾られている。鉄道会社はそこまで余裕がないので、近隣住民のボランティアだと思われる。「コスパ」とは無縁の世界がここにはある。
※ピンボケだったけど、花の写真掲載しました。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
住民と鉄道のあたたかい心が見えます
全国のJR路線 私鉄路線でも赤字の為 廃線 営業停止など地図から消えていきます
都会ではなく こうした地方の生活を守る
大切さも浮かびます
朝気持ちよく見送り、夕にはお疲れ様ってお花が言ってくれる気がします。
撮ってくれてありがとうございます♪
地方の今後も不安が多いですが、今ある良き世界を撮っていこうと思います。
税金で補填されていますが、先行きに明るいものはありません。
一日でも長く存続をと願うばかりです。
僕が生まれ育った町には鉄道がなく、鉄道に憧れました。物理的に線路で繋がっているという安心感は大きいと思います。
地方の足の問題は深刻ですよね。商店街も失くなり、高齢者になって免許も取られたら、どうやって生活するのか不安になります。
い、移住?。
民主主義にとっても、政治にとってもそうでしょうが、一人の人間としての安倍晋三さんの死を受け止めることができません。
日常が続くことが当たり前だと思える社会でありたいですね。