ニュースでは大雪と騒いでいるらしい。正直なところ、例年並みというのが実情である。雪の降り方は場所によって、また時期によっても相当異なる。同じ市内でも多いところもあれば少ないところもある。これを「東北地方」だとか「日本海側」という括りで評価することは不可能に近い。例年通りの振り方ではニュースバリューにならないので、できれば豪雪という報道をしたい。それが真実だと思う。全国ニュースでは「困ったら酸ヶ湯山系」となっている。「青森県の酸ヶ湯山系では、この時期として異例の積雪◯mを超え〜」とかやっていたら、通常運転と考えて間違いない。山形県の肘折も同様だ。一般的な地域でトピックが少ないから安定した豪雪の両地域を強調するのである。はっきりいえば、酸ヶ湯は温泉とスキー場しかない場所であり、一般住民が暮らす場所ではない。あの八甲田山の近くである。極端にいえば静岡県の天気予報で富士山頂のことを言うようなものだ。
さて、僕の住む秋田県である。昨年は記録的な少雪。今年は例年並みではあるけど、どちらかといえば少雪の部類に入っていると思う。深々と乾いた雪が降るような状況も殆どない。それ故に積もった雪もあまり綺麗ではない。とはいえ、そこは雪国。多い場所ではそれなりに積もってはいる。今回は秋田県の中では雪の多い横手市周辺で写真を撮った。雪帽子が残る光景の写真を掲載した。雪が溶けるのも速いから雪帽子が出来るのかもしれない。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
いつも、心にずんと響くお写真、楽しみにしております。
今日のこの記事を拝見して、ようやく事情がわかりました。
テレビの報道を見て、東北地方に住むブロ友さんに
お見舞いのコメントやメールをしても、
「こちらは大丈夫ですから」と言われることが多いです。
その方が投稿されている写真も、雪は積もっているものの、青空が見えていたり・・・。
お困りの様子はなく、どうも報道と違うのです。
そのたびに「また要らんおせっかいをしてしまった。」と後悔しています。(^-^;
昔から雪は降ってるし、夫の実家辺りは、子どもの頃は2階まで積もってた、と聞きますが、今はそこまでではないようですし、
マスコミやSNSを盲信しちゃうのって危うさを感じます・・・