No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

町のTAILOR

2021-05-30 | 街:秋田



ファッションに特別な興味を持たなければ、洋服はユニクロとシマムラと青山があれば何とかなる。そう考える人も多いだろう。僕は仕事柄、地域の商工関係の会合に出る機会もあるが、そこで驚くことがある。普段は作業着なんかを着ているオヂサンやジイ様が、恐ろしく良いスーツを着ている。聞けば、地元の洋服屋で仕立てたもので、年に数回しか着ないこともあり、バリっとしている。スーツ量販店とは物が違う。聞けば値段も相当なものだったが、昔はそうやってスーツを仕立てたという。サラリーマンにとっては消耗品のスーツも、用途によっては全く異なる様相を見せる。

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2 コメント

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Unknown (上総)
2021-05-30 22:33:50
年に何回も着ないが故に、ちょっと高くても良いものを。って思うのかも。
群馬では、洋服店でサイズを計って作るのを
『あつらえる』と云い、
量販店のモノを、『吊るし』と云って分けていたりします。

洋服店も減りましたよね。
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上総さん (6x6)
2021-05-31 06:16:48
そうですね、最近では当たり前になってしまい聞きませんが、「吊るし」と言っていましたね。
何かの会で、いつもは作業服のオッちゃんのスーツ(いや背広と言いたい)が、異様に立派に見えて感動しました。

あつらえ物だと修理も効くのが良いですね。
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