ファッションに特別な興味を持たなければ、洋服はユニクロとシマムラと青山があれば何とかなる。そう考える人も多いだろう。僕は仕事柄、地域の商工関係の会合に出る機会もあるが、そこで驚くことがある。普段は作業着なんかを着ているオヂサンやジイ様が、恐ろしく良いスーツを着ている。聞けば、地元の洋服屋で仕立てたもので、年に数回しか着ないこともあり、バリっとしている。スーツ量販店とは物が違う。聞けば値段も相当なものだったが、昔はそうやってスーツを仕立てたという。サラリーマンにとっては消耗品のスーツも、用途によっては全く異なる様相を見せる。
LEICA M10 / SUMMICRON M35mm ASPH
群馬では、洋服店でサイズを計って作るのを
『あつらえる』と云い、
量販店のモノを、『吊るし』と云って分けていたりします。
洋服店も減りましたよね。
何かの会で、いつもは作業服のオッちゃんのスーツ(いや背広と言いたい)が、異様に立派に見えて感動しました。
あつらえ物だと修理も効くのが良いですね。