

秋田県における新型コロナ陽性者数(累計)は、今年の4月1日時点で285人。それが5月30日時点になると755人。2か月の間にその数は実に2.65倍、470人の増加となった。ここ川反からも多くのクラスターが発生した。それは極く一部の店舗に由来するものだったが、その猛威もやっと落ち着きつつある。だが失われたものも多く、竿灯まつりを始めとした数多くのイベントも中止となった。川反の客足も壊滅的となっただろう。繁華街は清濁が混在している。だからこそ面白い。清廉な繁華街なんて、誰も喜ばない。でもそれは、水商売だから「濁」なのではない。清濁が混在するのは世の常であり、どんな世界にも「濁」はある。例えば、金融業界にも、観光業にも、小売業にも、マスコミにも・・・。それぞれの世界に、それぞれの清濁がある。その比率はどんな世界でも、驚くほどの差はないと思っている。
僕はそもそも夜の川反に行くことは滅多にない。昼間に写真を撮って歩くだけだ。それでも、この町がなければ、僕の写真ライフも味気ないものになる。早く活気が戻るよう祈っている。
LEICA M10 / SUMMICRON M35mm ASPH
この やきとり屋さん、美魔女サロンさん、濁でも構いませんから風呂上りに1人で訪問してみたくなる雰囲気です。
美魔女は、「濁」というより「危険な甘い毒」かもしれません。