僕の周り(秋田県)は、急速に秋に向かっている。既に夏は過去の話になりつつある。枯れ残りの紫陽花越しに見る街から、夏の面影を探すのは困難になっていた。
さて、紫陽花の「花」の部分は、花ではなく「ガク」であるという。無論そのことは知っている。知らないのは「ガク」が何を意味するかである。一応調べたことはある。よく分からなかったので、そのまま放置していた。要するに興味がないのである。人間、何歳になっても分からないことがあるし、新たに発見することもある。一方でよく分からないまま放置していることも多い。他の例でいえば、クルマのエンジンの掛け方。今更ではあるが、あの「プッシュスタート」のことだ。文字通り、プッシュするだけで良いのに、僕はずっと長押しをしてきた。本当はワンプッシュすれば良いだけであることは薄々知っていた。でも何となくそのまま長押しを続けていたのである。それを先日、知人から指摘された。「それ一回押せば良いんだよ」。これを素直に受け入れられなくなったら、頑固オヤジ一直線だし、老化の第一歩かもしれない。僕は受け容れましたが・・・。
GRⅢ
人の言う事、素直に聞けなくなったらまずいですが、それ以前に耳が遠くなってきました。まあ主人の声が聞こえなくなってきただけですが(笑)
そんな僕だって、いつの日か紫陽花を庭に植えて愛でる日が来るかもしれません。そのころには耳はおろか、眼も悪くなっているかもしれません。
キーを捻る替わりに「押す」イメージなんです。押している間キュルキュルしている的な・・・。