新・エンゲル係数

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2010年09月28日 | おいしんぼうネタ

第2の人生…元貴闘力が焼肉店オープン

第2の人生…元貴闘力が焼肉店オープン
貴乃花親方が書いた焼肉本店ドラゴの看板。元貴闘力の鎌苅さんの再スタートを後押しした
 

 7月4日の解雇から約3カ月。元貴闘力が第2の人生をスタートする。

 「クビを宣告されて、路頭に迷っていたところをみんなに助けてもらってやってみようと思った」

 焼肉店開店に向け、わずか2カ月の準備期間中には、肉の勉強をし、仕入れルートを開拓するため、食肉加工工場にも足しげく通った。相撲界とはまったく別の世界に飛び込み、戸惑いの連続だったという。

 「肉を食べたという満足を得られるように」とカルビ、タン、ハラミなどは厚さ2センチ以上の特大サイズ。肉に加えて、自慢なのが店舗の看板だ。

今年2月の日本相撲協会理事選挙で支援した貴乃花親方(元横綱)が筆を振るい、

「裸の決心 僕は張り手の力キー(リッキー=貴闘力のあだ名)…」と、独特の書体で書きあげた。

「本当にありがたいこと」。かつての仲間のサポートに頭を下げる。

 自らがまいた種で27年間過ごした相撲界から追われ、すべてを失った。義父の大鵬親方から引き継いだ部屋、弟子。元横綱大鵬の納谷幸喜氏の三女・美絵子さん(36)とは離婚し、納谷氏との養子縁組も正式に解消した。「すべては自分がいけない。神様が与えてくれた試練だと思って必死にやるしかない」。

 古巣への感謝と熱い思いは変わらない。「白鵬が連勝しているが、もう1度、面白い相撲を見てみたい」と相撲界の再生を期待する。同時に解雇され、現在、地位保全を求める仮処分を東京地裁に申請した元大関琴光喜(34)とは今も交流があり、「できればもう1回、ミツキの相撲を見たい」という。

 ゼロからのスタートにあたっては、「反省」と書かれたTシャツで店に立つ。店名のドラゴは「思いつき」とか。11月には2号店をオープンする予定だ。