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<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇31日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6590ヤード・パー72>
ヤマハと用具契約を結び、ホステスプロとして今大会に臨んでいる植竹希望。まだはっきりと口には出さないが、23歳の視線は初優勝を見据えている。
初日はガマンのゴルフが続いた。難しいコースなので「自意識過剰にならず、無理なことはやらない」と前日に話していたとおりの展開となったわけだが、「3パットだけはやらないと思っていました。でも横からのラインが残りがちで、それをなんとかしのいだ感じです」と感想を漏らした。
この日は3バーディ・1ボギーの「70」で回り、2アンダー・11位タイでフィニッシュ。「フェアウェイキープ率が悪かったです。ショットの感覚はよくなっているのですが、ドライバーで右手が前に出て引っかける悪いクセが出ていました」と話し、まずはあすの予選2日目を精一杯やりたい、と続けた。
ホステスプロとしてのプレッシャーを感じて力が入っているのかと聞けば、「気合いはいつも入っています。ずっと成績が悪いときからヤマハさんには応援し続けてもらっています。頑張ります」と、力強く話した。
この日は午後スタートで葛城ゴルフ倶楽部特有の強い風が吹き、花粉もかなりの量が舞っていた。植竹は、ずっとマスクをしてのプレー。「花粉症がひどくて、パッティングのときに顔を下に向けると、恥ずかしいのですが鼻水が垂れてしまったんです」とはにかみながら教えてくれた。
予選初日を終えてトップは5アンダーの西郷真央ら。3ストロークを追いかけるあす2日目は、午前7時25分スタート。午後スタートだったきょうよりもコンディションはよさそうだ。「気温が低くなりそうなので、しっかりウォーミングアップをします。きょうできていたことはあすも大丈夫だと思います」と、笑顔を見せた。
時間があればゴルフのことばかり考えている求道者。言い方を変えれば、ゴルフのことしか頭にない。そんな植竹だからこそ、この日に気づいた課題をあすに残すことはないだろう。必ず今日のミスは修正して、レベルアップしてくるはず。
いま女子ツアーの中心ともいえる“黄金世代”。その10人目の優勝者となるのは、果たしてこの植竹か。最終日最終組で笑顔のフィニッシュを見せてくれることを、期待せずにはいられない。(文・河合昌浩)
貼り付け元 <https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=180852?tourid=96044&cat=1&page=2>
以上、アルバニュース
植竹プロは、スイングもいいし、体力もある選手です。
いつ初優勝してもいい実力派ですから、今回期待できますが、
やはり、セゴドンが来ると思います。
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