日時:10月28日(金)~30日(日)
開催コース:武蔵丘GC(埼玉)
優勝者:申ジエ(韓国)
首位と2打差の4位から出た申ジエが最終日に「66」をマークして、通算9アンダーで逆転優勝。今シーズン3勝目を挙げた。硬く速いグリーンに仕上がった難セッティングに苦戦する選手が続出する中、「すごく良いセッティング。速くて難しい方が好き」と、百戦錬磨の実力者は難なく攻略した。
愛用するオデッセイの「ワークス ♯5CS」で、最終日は4m以上のバーディパットを3ホールで沈めるなど、バーディラッシュにつなげ、バーディ率1位(3.6575)に踊り出た。
今大会の優勝を含めトップ10入りは15回。上位フィニッシュは多いが、優勝は6月の「ニチレイレディス」から遠ざかっていた。前回優勝時からクラブの変更はないが、1Wのシャフトを本間ゴルフの「VIZARD YC55」から韓国オートパワー社の「TX5885」にさし変えた。日本ではなじみが薄いが、母国メーカーのギアを使って安定したショットを連発した。
<最終日のコメント>
「実感があんまりないです。1打1打、すごく高い集中力を保てた。きょうは優勝のチャンスがあると思っていたので、ミスをしないことだけを気をつけた。今回は樋口久子さんの冠大会で、尊敬している方ですし、優勝できて光栄です。優勝セレモニーでジャケットを着させてもらったときはジーンときました」
<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:本間ゴルフ TW727 455 ドライバー (ロフト:8.5度)
シャフト:オートパワーTX5885(硬さS、長さ44.75インチ)
ウッド:キャロウェイゴルフビッグバーサ アルファ 816 フェアウェイウッド (14度、18度)
ユーティリティ:キャロウェイゴルフビッグバーサ アルファ 815 ユーティリティ (20度、23度)
アイアン:ミズノ MP-55 アイアン (6番~PW)
ウェッジ:ミズノ MP T4 ウェッジ(50度、54度、60度)
パター:オデッセイ ワークス ♯5CS
ボール:タイトリスト PRO V1ボール
以上、GDOニュース
申ジエのヘッドスピード(速くない)を考えるとシャフト品質については、余り影響ないんじゃないかと思われます。
重量としなりの位置が自分に合っていれば、微妙な精度は影響ないと思います。
だから、シャフトは故郷想いで使っていると思われます。
例えば、長尺シャフトにするんだったらシャフト性能が大きいです。USシニアオープン優勝者の井戸木鴻樹は、クレージーシャフトがなかったら優勝できなかったとコメントしています。
私も長尺シャフト46.5インチを使用していますが、この高価なクレージーシャフトに差し換えています。
クラブメーカーと契約してない選手の傾向があります。
それは、ウッド系については、本間、キャロウェイ、プロギアが多いですね。
アイアンは、ミズノの品質がいいようです。
ウェッジは、タイトリストボーケイか、フォーティーン。
ボールは、スリクソン、タイトリスト使用者が多いですね。