9月26日、フィリピン沿岸警備隊は、中国と領有権を争う南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)に中国海警局が設置した「浮遊障壁」を、特別作戦を実施し25日に撤去したと発表した。
フェルディナンド・マルコス大統領が指示した。 警備隊は浮遊障壁について、「フィリピンの漁民の生活を妨げる、いかなる妨害も国際法に違反し、主権を侵害するものだ。
障害物は航行に危険を及ぼすうえ、国際法違反だ」と批判した。
公開された映像には、ダイバーがナイフを使い、障害物をつないでいたロープを切断する様子が映っている。
スカボロー礁は、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)の内側にあるが、中国が2012年から実効支配を続けている。2016年、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は、中国が主張する主権や管轄権には、国際法上の根拠はない、と断じている。
一方、中国外務省の汪文斌(ワンウェンビン) 副報道局長は、26日の記者会見で「中国は断固として黄岩島の主権と海洋権益を守る」と主張したうえで、「我々はフィリピン側に対して、ことを荒立てないよう忠告する」と警告した。 浮遊障壁は、スカボロー礁付近で、中国海警局の船舶などによりおよそ300mにわたって設置された、ブイとみられるもの。
沖縄県石垣市の中山義隆市長は9月26日、、自身のX(旧Twitter)にこう書きこんだ。
《フィリピン政府の対応、これを『毅然とした対応』と言うのでしょう。》 タレントのフィフィは同日、自身のXにこう書きこんだ。
《トラブルを起こしてるのは中国ね! それにしても、日本政府は中国に撤去を促すだけ…情けないね。》 元自衛官で“ヒゲの隊長”こと自民党の佐藤正久参院議員も同日、自身のXにこう書きこんだ。
《マルコス大統領の命令で、フィリピン沿岸警備隊が対応。主権を守る行為。日本政府もブイ対応が求められる》 9月19日、松野博一官房長官は記者会見で、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日本のEEZ内で、新たに海上ブイを設置したことが確認されたと明らかにした。
海上保安庁によると、ブイは魚釣島の北西約80km、日中中間線の日本側の位置で、7月に確認された。
ブイには「中国海洋観測浮標QF212」と書かれており、見た目は黄色。
政府は中国側に抗議し、ブイの即時撤去を求めた。松野氏は「EEZで、わが国の同意なく構築物を設置することは、国連海洋法条約上の関連規定に反する」と批判。
「領土、領海、領空を断固として守り抜くとの考えのもと、毅然かつ冷静に対処していく」と語ったが、ブイの存在公表が、確認から2カ月後だったため、対応の遅さを批判する声があがっていた。 さらに、フィリピンがEEZ内の浮遊障壁を撤去したことで、日本も毅然とした対応を取るよう求める声が、SNSではあがっている。
《スピーディーかつ毅然とした対応!あれ、日本のEEZ内に設置されたブイは…?》 《フィリピンは中国が設置した障害物(ブイ)を自国で撤去した。
中国は東シナ海の日本側EEZ 内にも勝手にブイを設置している。日本はこの事実を2カ月も公表せず、松野長官が先日「中国が撤去しない」と記者会見で明らかにした。
泣きごとなど聞きたくない》 《日本はこれと同じ事をされているのに2ヶ月も放置した上、抗議と即時撤去を口頭で要求しただけ…。どうして行動に移せないのか。
このままでは尖閣はそのうち実効支配されるのではないか。そんな弱腰では困る》 岸田文雄首相は、11月中旬にフィリピンを訪問する調整に入ったと報じられた。
それまでに、東シナ海のブイを撤去できるのか、試されることになりそうだ。
以上、FLASH
隣人との付き合い方は、玄関前に隣の人が植木をおいたら、どかせと言って言うこときかないなら、撤去してしまうのは当たり前。やられたらやり返すファイトがないとどんどん侵食されてしまう現象が起きる。
今の日本人は戦うことが悪いことと考えている人間が殆どだから、岸田みたいなお花畑首相になってしまっている。
皆さん、今の日本のままだと日本領土がドンドン奪われていきますよ。戦って守って奪われたものを取り返さないと日本がなくなって行きます。
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