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ドラコン獲得するには、丹田を意識したスイングを!・・・深堀圭一郎

2016-07-10 20:00:22 | 日記

今回でこの連載も最終回を迎えますが、ゴルフの上達に役立ったでしょうか? 最後のテーマは、ドラコンを獲得するための練習法です。

 それまでは好調なドライバーショットを続けながら、ドラコンホールを迎えた途端、大きく曲げたり、チョロを打つ人がいます。原因は腕に力が入り過ぎることと、下半身の使い過ぎにあります。どちらも体の動きがバラバラになるので、スイング軌道が安定せず、ボールを正確にとらえることができません。ある意味、このショットが本当のスイングだと考えてください。まずは体幹を使ったスイングを身につけましょう。

 練習場では、最初に直立した姿勢をつくり、スーッと息を吸ったら一瞬呼吸を止め、丹田に力を入れます(写真〔1〕)。丹田とは、ヘソから8~9センチぐらい下にある部分で、ここに力を入れると、腹筋全体が硬くなります。実際に丹田を触ってみて硬くなっているかどうかを確かめましょう。硬いことが分かったら、そのまま力を抜かずに、アドレスに入ります(同〔2〕)。



 腹筋に力が入っていれば、バックスイングで体が回り過ぎることもダウンスイングで上体が突っ込むこともなくなります。しかも、アドレスでの前傾姿勢をキープできるので、体が伸び上がったり、沈み込む動きもありません。クラブヘッドを正しい位置に戻せるので、ミート率が高くなります(同〔3〕)。



 さらに、腹筋が上半身と下半身のジョイントとなり、体全体のバランスがとれてきます。いわゆる体幹を使ったスイングができるわけです。腕にも余計な力が入らないので、ダウンスイングでシャフトがしなりやすく、ヘッドスピードが上がります。下半身も必要最低限の動きになり、スイングの安定感が増します。

 また、上半身の前傾角度が変わらないことで、フォロースルーの際、両腕の通り道が自然とできます(同〔4〕)。特に、左腕をたたむスペースが生まれることで、フィニッシュまで一気にクラブを振り抜けます。逆に、上半身が起き上がり、体全体が伸び上がってしまうと、腕の通り道がふさがれ、窮屈なスイングとなり、ヘッドスピードも上がりません。クラブフェースも開いたままボールをとらえるのでスライスやプッシュアウトが出ます。



 あとは、フィニッシュでの体の回し過ぎに気をつけることです。フィニッシュで自分のヘソが目標の左を向く人は回し過ぎです。目標を向いたところで止まるように練習しましょう(同〔5〕)。常に同じスイング軌道でクラブを振れるようになるため、結果的にヘッドスピードも上がってきます。注意点は、下半身を使って体の回転を止めないことです。丹田に力を集中し、腹筋の力で体の回転を止めるようにしましょう。

 丹田に力が入らない人は、1日おきでもいいので、腹筋運動を行ってください。あおむけになった状態から上半身を起こす運度と下半身を上げる運動をそれぞれ10回程度行えば十分です。=終わり

 ■深堀 圭一郎(ふかぼり・けいいちろう) 1968年10月9日、東京都生まれ。11歳からゴルフを始め、明大中野高2年時に「日本ジュニア」で優勝。明大文学部卒業後、92年にツアーデビュー。97年「ジャストシステムKSBオープン」でツアー初優勝。2003年「日本オープン」を制覇するなど、ツアー通算8勝。173センチ、68キロ。フォーラムエンジニアリング所属。

以上、夕刊フジ記事2012.2.14

 

深堀圭一郎と言えば、丹田力を入れろと昔から言っていました。

 

身体の中心、丹田に力を入れて身体のコアの筋力を使ってバランスよく振るということですね。


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