ゴルフ熱中症 もがくアマチュア

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ベテラン記者コラム 今季2勝の川崎春花が優勝 新人戦の存在意義とはShe is a rookie and regular tour champion.

2022-12-16 16:16:43 | 日記

決め事を一つ変えると、それまで普通だったことにゆがみが生じることがある。良いとか、悪いとかではない。変化に伴うねじれのようなもので、8~9日の2日間、千葉・グレートアイランドGで開催された女子ゴルフの「JLPGA新人戦加賀電子カップ」も、そんな違和感を覚えてしまう大会だった。

 

出場者は昨年のプロテストに合格した21人。その中には9月の国内メジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」など今季2勝の川崎春花、同じく9月の「住友生命レディス東海」で優勝した尾関彩美悠がいた。今季メルセデスランキング29位で初シードの佐藤心結、下部ツアー賞金女王の桜井心那もいた。

2003年度生まれの4人は昨年11月のプロテスト合格時は高校3年生。今季デビューした正真正銘のプロ1年生だが、既に長いシーズンを戦い終え、トッププロの仲間入りを果たしている。大会は今季約9200万円を稼いだメジャーチャンピオンの川崎が優勝した。今さら新人戦もないだろう…の思いはさらに強くなった。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は2019年のトーナメント規約・規定の改定で、最終プロテストを従来の7月から11月開催に変更した。受験年齢も当該年の4月2日時点で満18歳以上から17歳に引き下げた。その年の新人戦は開催されず、19年のプロテスト合格者は翌20年の新人戦に出場。ねじれ現象はそこから始まった。

コロナ禍で20年の最終プロテストは昨年6月に実施され、合格者は同年の新人戦に出場した。フルシーズンを戦ってからの新人戦の開催は今年が初めてとなったわけだが、ルーキーたちの躍進が続けば、年間女王が新人戦に出場なんて事態も起こるかもしれない。やっぱり、これっておかしいよな…なんてことを考えていたら、現場で取材していた後輩記者が表彰式でサプライズ発言があったと教えてくれた。

大会冠スポンサーの加賀電子の塚本勲会長は来年の大会を3日間競技にすることと、出場者を今年のプロテスト合格者に加え、来年の合格者も加えることを明言したという。24年以降の合格者は当該年の新人戦に出場するための移行期間ということだろう。整合性を図るには実に適正な判断だと思うが、そうなると別なゆがみも生じてしまう。

19年以降のプロテスト合格者のJLPGA入会日は翌年の1月1日。ここを変えないと来年のプロテスト合格者は会員になる前に新人戦に出ることになる。まあ、これは入会式を前倒しにすれば済む話で、最終プロテストの2週後の「大王製紙エリエールレディス」に、合格者がアマチュア資格で出場した昨年と今年のようなねじれもなくなる。

「加賀電子カップ」は、1975年から94年まで開催された「ミズノプロ新人」を引き継ぐ形で96年から始まった。歴代優勝者の不動裕理、横峯さくら、上田桃子、森田理香子は、のちに賞金女王となった。文字通りの新人戦に戻れば、次代の主役候補を見つける楽しみもあるし、それこそが新人戦の存在意義だとも思う。(臼杵孝志)

以上、サンケイスポーツ

 

新人育成に加賀電子が支援しているようですね。

今の日本女子プロは、世界に冠たる日本ツアーを盛り上げています。

 

新人戦優勝した川崎春花はレギュラーツアー2勝していたので、新人戦も優勝して当たり前だったと思いますが、プレッシャーもあったことでしょう。

 

ジャンボ軍団の小林夢果も新人です。来年は飛躍してもらいたいですね。

 

 

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