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■フィアリークロス礁はすでにディエゴガルシアの二倍だ
豪の戦略分析専門誌「ストラテジスト」(2015年11月11日号)は次のように書いた。
「すでに南シナ海に中国軍が埋め立てた人口島は膨大であり、ファイリーククロス島は
米海軍基地ディエゴガルシアの二倍に達した」
米海軍は「航行の自由作戦」として、中国が支配を企む人口島の12海里以内に駆逐艦ラッセンを投入し、当該海域を航行させたが、「この作戦は三ヶ月に二回のペースでおこなわれる」とした。
さて次にどうするのか。
第一は偵察能力を高め、動向をつねに把握するための監視活動強化である。
第二に中国の軍事設備に届く地対艦ミサイル(ASCM)、ならびに豪空軍基地にPKAAF H6K爆撃機を配備するため米豪のすみやかな協議が望まれる。同爆撃機は対地巡航ミサイルLACMSを搭載出来るからである。
いずれ中国は3000メートル級滑走路を造成した人口島を軍事要塞化し、かれらの軍事目的であるA2ADを達成し、上空の空域を「防空識別圏」とする可能性が高くなってきた、と分析した。
また同誌はとりわけ日本と豪州との共同防衛協議、共同行動が必要とされ、親中派政権となった豪の政治的決断が迫られていると結語している。
宮崎正弘氏記事
アメリカの親中派からは、中国から騙されたというコメントが出ているが、「気づくのが遅い!」の一言である。
結果的にロビー活動で袖の下をもらい、売国したアホなアメリカ人がこういう結果を招いたということですが、別の見方をすると、敵を大きくして軍需産業を発展させたい連中は計算通りということだろう。
ペンタゴンはこの中共による人工島造成はずーと観察してきており、いつのタイムングで動くかと見守ってきている。もう発表しないとペンタゴンの存在も問われることになったから12カイリ巡視を開始したのだろう。
これでアメリカの12000社の軍需産業が潤う。日本にもオスプレイを売れるし、フィリッピン、オーストラリアにもミサイルが売れる。この南シナ海が紛争地域に昇格した。
日本での安保法案もこの南シナ海が目的だったことは、言うまでもない。
石原慎太郎の尖閣を東京が購入すると発表した時には、すべてシナリオは作られていたと思います。
日本が南シナ海にどのように絡むか、アメリカの裏切りも視野に入れて、しっかり観察して行かないといけないと思う。
これは勉強になる↓
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