安倍晋三政権が長くなり『おごりすぎ』と批判が出ました。かたや、民進党は相変わらずバラバラで統治能力がない。もっとまともな政党をという民意が、7月の東京都議選で表れました。ここで新しい政治勢力を作らなければ、政治の不作為ですよ。
若狭勝衆院議員は、小池百合子東京都知事と一緒に自民党を出た同志。細野豪志元環境相と長島昭久衆院議員は、新党を模索して民進党を出ました。こうした方々と協議をしています。
新党結成のタイミングは衆院解散の時期にもよりますが、焦る必要はないと考えています。とりあえず、臨時国会の召集が予想される9月25日より前に、新党を目指す仲間と国会会派は作りたい。その後「新党準備会」を立ち上げ、年末までに新党を形にします。
新党が成功するカギはどこにあるか。10人の烏合の衆が集まるより、5人でいいから最初に政策理念を一致させ、求心力のある政党にする必要があると考えています。10人いても、憲法改正や消費税増税の考えがバラバラでは「ミニ民進党」ですからね。
民進党の保守系議員は不満が多いでしょう。党内に保守系も左翼もいて政策が決められず、限界を感じている。ここで私たちが魅力ある政策理念を持たないと人は集まりません。逆に、一時の新党ブームや小池氏の人気にあやかり、選挙に落ちるのが嫌で「中身はどうでもいいから」という人に来られても困る。だから入党時に「踏み絵」を踏んでもらう必要があります。
個人的な意見をいえば、「踏み絵」の一つとして、憲法9条改正への賛同を掲げたい。
憲法改正の神髄は9条を乗り越えられるかどうかです。ここを見直さないと、日本の国家の存立が問われる。政治家として国益を考えるなら、今の憲法に安全保障や国家緊急事態に関する考えがないことを憂慮すべきです。北朝鮮が弾道ミサイルを次々と発射する危機を前に、9条を見直す勇気がないなら、新党を作っても意味がありません。
民進党の前原誠司代表は話しやすい相手です。ただ若狭さんも言及していますが、共産党や社民党や自由党まで一緒に組むような民進党と一緒になることはあり得ません。
もし、前原氏が僕らと一緒になりたいのなら、共産や社民を完全に切り、自立した完全な保守中道政党になるべきです。憲法改正議論もきちんとしてほしい。前原氏が左派を切り、小池新党と合わせた保守政党2つが政権交代を目指すならいいと思うのですが、今の民進党では無理でしょう。
小池氏が「第三極」を作ろうと挑戦した1年間の流れは大切にしたい。小池氏は自民党と連携して「ポスト安倍」を狙う道まであるのですから、政局のど真ん中にいますよね。
でも、万一小池氏が都政の問題などを抱えたとき、同時に「第三極」の動きまで失速してはいけません。だから私たちは、自身で生きていけるだけの理念を持った新党でなければならないのです。(奥原慎平)
以上、産経新聞
野合の集まり政党が民進党だ。
数合わせの発想は失敗に終わる。
私の希望は、日本保守党を作ってほしいですが、自民党も割らないといけないでしょうね。
中山恭子さんが党首の政党が生まれてほしいですね。
反日政党勢力に対抗する愛国政党の誕生を願っています。
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