アース・モンダミンカップ第2日(23日、千葉・カメリアヒルズCC=6650ヤード、パー72)14位から出たツアー通算12勝の稲見萌寧(23)=Rakuten=が5バーディー、2ボギーの69と伸ばし、通算6アンダーの4位に浮上した。逆転での今季初優勝を目指す。65をマークした申ジエ(35)=韓国=が通算11アンダーで単独トップ。前日首位の岩井明愛(20)=Honda=は70で回り、3打差の2位につけた。
生命線のショットに手応えあり。今季初めて予選ラウンドを60台でそろえた稲見は、報道陣を前に「お久しぶりです」と笑いを誘った。久々の上位進出に表情は明るい。
「今年初めて、やっとショットがよくなってラウンドできた」
オフからスイング改造に取り組み、今季は開幕戦こそ2位だったが、その後は不調。だが、今週から取り組む「サンドバッグを使ったインパクトの練習」が奏功した。
直径40センチ、高さ25センチの練習器具「パワーインパクトバッグ」を導入。これまでボールの手前でスイングの最下点が来ていたが、より体の中心に修正し、力強いフェードで5バーディーを奪った。
「ゼロに戻って、ゼロに戻っての繰り返し。光は見えたくらいです」。一筋の光明をたどり、V争いのヒロインに名乗り出る。(阿部慎)
以上、サンケイスポーツ
山下、岩井ツインズに稲見の調子も上がり、日本女子ツアーが盛り上がっています。
さらにアメリカに渡って戦っている畑岡、笹生、西村、古江、勝、渋野もおり、日本女子の層の厚さに驚きます。
7/6から全米女子オープンがあり、楽しみですね。
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