【新華社台北8月12日】日本の自民党副総裁で元首相の麻生太郎氏がこのほど中国台湾地区を訪問し、台湾海峡問題について妄言を吐いた。台湾島内の世論や専門家、学者は民進党当局から上客として扱われた麻生氏が戦争をあおり立てたことを激しく批判。「他人の子どもがどうなろうと関係ない」という自己中心的で悪辣な考えを持ち「台湾を犠牲にし、大陸の足を引っ張り、日本を保護し、米国を助ける」ことをもくろんでいると痛烈に非難した。
台湾労働党の呉栄元(ご・えいげん)主席は「日本は台湾問題で最も四の五の言う資格がない」とし、日本は現在に至るまで台湾での植民統治という罪悪の歴史に対して完全かつ深い反省をしていない上、米国に追従して台湾問題に介入しており、実に厚顔無恥であると述べた。
日本はかつて半世紀の長きにわたり台湾を植民統治し、台湾人民に残酷な殺りくや搾取、抑圧を行い、筆舌に尽くしがたい罪を犯した。中国に対して重大な歴史的罪責を負っている。台湾の時事評論家、頼岳謙(らい・がくけん)氏は、日本が台湾占拠期間に現地住民を大量虐殺し、高圧的な統治を行ったとした上で、麻生氏は日本が植民統治で台湾の人々を虐げ抑圧したことを謝っていないばかりか、台湾に戦争の準備をけしかけており、忌まわしい限りであると指摘した。
台湾紙「聯合報」は評論で、親日の立場を崩さない民進党幹部が麻生氏を上客として扱い、麻生氏も「上国の威厳」をかざして台湾は戦争の準備が必要だとあおり立て、来年の台湾地区指導者の選挙に向けた布石を打ったと指摘。台湾はまるで今なお日本の植民地のようであるとし「これは台湾人民として最大の悲哀である」と評した。
評論はまた、島内の民衆に向け①日本の一部政治家がかつて鼓吹したいわゆる「台湾有事は日本の有事」という言葉を麻生氏が今回の訪台で一切口にせず、日本はまるで戦争の危機に瀕する台湾と一線を画そうとしているようだ②麻生氏は台湾の戦争準備の必要を強調するばかりで、日本が出兵して「共に台湾を防衛」するかどうかについては言及を避けた③麻生氏は台湾に戦争を恐れることなく中国大陸に対して抑止力を示すよう求め、中国大陸への軍事挑発を鼓舞して台湾を戦場にしようとしている-と忠告した。
台湾紙「中国時報」は「麻生氏が話していない心の内」と題した記事を掲載し、麻生氏が台湾に抑止力の確立を求める目的は台湾に自分の身を自分で守らせ、どんなことがあっても日本を巻き込まないよう求めることにあるとしたほか、米日両国が台湾に「全島が焦土と化しても構わない」姿勢を望むのは、両岸(中国の大陸と台湾)を共倒れにさせて漁夫の利を得ることを狙っているからだと論じた。
台湾の世新大学新聞学部の江岷欽(こう・みんきん)教授は、麻生氏のような外国の政治家が台湾に「非対称戦争」をけしかけ、台湾を従順な駒にしようとする目的は「台湾を犠牲にし、大陸の足を引っ張り、日本を保護し、米国を助ける」ことだと批評した。
台湾の政治大学国際関係研究センターの湯紹成(とう・しょうせい)研究員は、訪台した麻生氏による中国大陸を挑発する一連の発言について、風をあおって火を着け、台湾を戦場に送り込んで両岸を仲間割れさせ、台湾に「抗中」路線を「前進」させる一方、自らは対岸の火事を眺め、座して漁夫の利を得ようという算段によるものだと指摘。麻生氏と民進党当局は共鳴しているものの、ひとたび両岸の有事となれば日本は介入しようとせず、台湾の民衆のみが苦しみを受けることになると述べた。
以上、新華社通信
各発言の真意は定かではないが、中国による台湾、日本分断を行っていることは間違いない。
政治家なら麻生さんが言うようなことを他の議員にも発言してほしいものだ。
でも、こういう事態になってきても日本国民は平和ボケ状態、他人事でダメだこりゃ!
必ず、痛い目に遭うことでしょう。
★Wake up japanese!!
★「今だけ、金だけ、自分だけ」の政治家、官僚は去れ!!
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参政党 (sanseito.jp)
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