これは、Facabookの私のお友達が投稿していた記事内容に関する話題です。
ユーザーの皆様はどのようにお感じになりますか・・・?
そのお友達の方は、地下鉄に乗って帰宅途中に遭遇されたことを投稿しておられました。
その時の車両の中はかなり混雑していたようです。
それにも関わらず、ある若者が大きなリュックを背中に担いだままの状態で乗り込んできて、そのまま微動だにしなかったようです。
その方は、注意喚起を促すつもりで、「混雑しているからリュックを前に降ろすように!」と示唆されたようなのですが、その若者は、
悪態はついてくるが、全く話し合いにならなかったそうです。
その方もさらに諭すつもりだったのでしょう。冷静に話し合いをしたいと思い、「次の駅で降りて話をしよう。」と促しましたが、
「早く帰りたいから降りない!」とそのまま若者は行ってしまったようなのです。
普段から正義感の強い方のようで、自分中心の若者の態度や言動を許せなかったのでしょう。お気持ち、お察しします。
しかし、最近は、真正面から注意したり、マナー、モラルを持ち出しても、謝罪できない人たちが増加していると謂われます。
私もある法律の専門家の先生から教えて頂いた事なのですが、この現象は、現代病の一つで「謝ったら死ぬ病」と呼ばれているそうです。
少し、アメリカナイズされた考え方のようで、「謝れば、膨大なリスクを負うことになる」という恐怖感から生まれたもののようです。
友人、知人がこのような症状の場合は、「謝罪は、決して自分の価値を下げることではない。むしろ価値が上がることである」と時間を
かけて説得することで、完治するようです。
しかし、道すがらで出逢う人に関しては、素性や生い立ちなども不明なので、この手法は使いづらいのが実情です。
私の場合は、万一、実害があったら、示唆や指導という姿勢ではなく「あなたの所作で困っている」という態度で接して相手の出方を待ち
ます。「こうするのが常識だ!」は、もはや通用しないので、現状を見せて、どうするのか相手に考えさせる方法を取ります。
実害がない場合は、あえて接触しようとはせず、自分からフェードアウトしていく手法を取ります。
相手をしようとすると、疲れるだけですから・・・
かくいう私自身も、恥ずかしながら、かつて、街で態度の悪い若者を見つけては、まるで喧嘩を売るように注意していた時期もあります。
売った喧嘩を買われて、ひどい目に会ったことも何度もあります。精神的にもかなり若かったんですね・・・。反省しております。
「そんなヒーローごっこみたいなことをしていたら、あなたの身がもたないよ!」と主治医の先生に注意されてから、止めました。
最後に私の心情であるこの言葉で締めくくりたいと思います。
「正解は一つではない。間違いも一つではない。一つの結果や解決に捉われていると自分が苦しくなる。」
今回の事例も、広い視野で見ると、
リュックを背負った若者の言動にも、若者なりの「正解に基づいた考え」があったということであり、
注意喚起をした方も、その方なりの「正解に基づいた考え」があったということ。
果たして、どちらが「正解」だったのか、「間違い」だったのか、結局、「正当なジャッジ」は難しいのかもしれません・・・
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