「列車内でPCを操作する人々」
最近は、PCの性能が上がったり、テザリングなどPCが繋がりやすい環境にもなってきたせいもあって、意外と多いですよね。
よくお見かけするようになりました。
新幹線の車内なら、尚更です。


でもいかにも「自分はPCを使って列車で移動中であっても仕事をしているのだ・・・!」という雰囲気を周りの方にアピールする方は、
私からすると、「果たして、仕事自体の質は、どうなのかなぁ・・・」と感じてしまいます。

確かに、仕事熱心なのは、伝わってきますが、私が受ける印象は、失礼ながら、
「仕事の段取りの悪い人。」というイメージがあります。
堀場製作所の創業者である堀場雅夫氏の著書をいくつか読んだことがあるのですが、堀場氏は、「人に仕事をしている姿を見られる」と
いうことを極端に嫌ったようです。
ですので、新幹線も「のぞみ」ではなく、あえて「ひかり」や「こだま」を使い、今はなくなってしまった新幹線の個室を好んで予約して
仕事や執筆をしたそうです。それは、「人に見られると、変な偏見を持たれるから」「人の視線で自分の仕事を邪魔されたくないから」
「自分が立てた仕事の段取りや質に影響が出るから」という考えが、どうやら根底にあったようです。
私もその意見に、納得させられました。
私も列車や新幹線を利用して、重たいノートPCを持参し、何度も出張をしましたが、あまり車内ではPCを利用したことはありません。
それは、当時は、まだPCの環境が良くなかったこと、バッテリー容量が足りなかったこともありますが、堀場氏のように「仕事している
姿を人に見られたくない。」という考えも私自身の中にありました。
ですので、営業報告書などは、出張先での仕事が終わり、ホテルに戻ってから作成しました。
メールのチェックや返信もホテルから行なっていました。
その後、ホテル近くの行きつけのお店で食事を楽しんだり、ホテルに戻って大浴場で入浴したりして、ゆっくりと寛ぎました。
出張先での仕事の後は、仕事の事は忘れて、自分なりに出張に来た自分だけの時間を目一杯楽しみました。
出張先での、仕事の段取りの立て方や、気分の切り替え方も、仕事内容の質に多少なりとも影響を与えると感じます。
またPCの知識やスキルを持つ人には、必ず上には上がいるものです。
そして、周りの乗客の中には、もしかすると、大企業の経営者や役員の方も乗り合わせているかもしれません。
列車内であっても「自分だけが大きな仕事を抱えている」と過信しないことが肝心なように思います。
「移動中ぐらいは、周りに目を向け、迷惑を掛けていないか常に心運びをしましょう・・・」
「それが、メリハリと段取りを考えられる心の余裕が生まれ、ご自身の仕事の質の向上に繋がるのでは・・・?」
私自身の偏見かもしれませんが、列車内でPC操作をする人を見かけると、私は、何となく、そんなふうに感じてしまいます・・・
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