仏像彫刻を始めるのに必要なもの
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作品集の入口・・・・・不動明王(楠木)を掲載しました(2012/1/18)
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天気は曇り。風は結構冷たい。
昨日から室内リフォームで外出できないし、トイレが使えないし大変
--------------- 本題 ----------------------
日記をつけだして4年過ぎた。
投稿数は仏像制作で973、菜園で321になった。
結構続いている。
***彫刻に必要な道具などを整理してみよう***
思いついたまま列記
①一番大事な彫刻刀
彫刻刀は昔版画などで使用したものではアカン!
多少値がはるが良いものを揃えよう。
●ノミ・・・彫刻刀でもノミ。
平や丸など多種ある。
大きめの作品には必須なものナノダ~
●基本的な彫刻刀
・最低この位は欲しいナ~
※100円ショップでも売っている3㎜の三角刀は役立つ
安物の刃だが良く切れて細い箇所もOK! 当然砥石で研げる!
その他・・・ナイフも役立つ
②滑り止めマット・・・100円ショップなどでも購入できる
③L型定規
垂直の確認などで実用
④分度器
左右対称の角度測定など使い方は様々
⑤ノギス
仏像の中心からのサイズや幅決め等に必須
価格は色々。100円ショップでも売っているノダ~
⑥鉛筆、消しゴム
鉛筆は4B~HBなど工程で色々
⑦砥石
彫刻刀は”良く切れる”ものが必須
砥石が使える方はモチOK!だが、研ぐのに時間が掛るね~
この時力を出すのが電動研ぎ器!ナノダ
--- 過去の記事を記載 ---
電動彫刻刀とぎ機を購入。彫刻教室は2週間ごとなので、
彫刻刀の切れ味が悪くなった場合作業が進まない。
ゴム版画や年賀状用板では刃も傷まないが、硬い木(いちょう、ほう等)は直ぐに切れなくなる。
細い線を彫る「三角刀」は特にそうだ。
◆写真は右から
◆写真は右から
①荒研ぎ用
②三角刀内側用(Vの部分)
③丸刀内側用
④平刀、三角刀、丸刀等の外側用
◆研ぎ方
最初に、「消しゴム状に固めた砥石」を回転部分にモータを回転させながら塗りつける
最初に、「消しゴム状に固めた砥石」を回転部分にモータを回転させながら塗りつける
つまりこの砥石の素材で高速に研ぐわけだ。写真の赤く見えるのが、
荒研ぎ用のもの。緑が仕上げ用。
次に、彫刻刀の木の部分を手前に持って、
刃の先端を回転部分にそっと乗せて研ぐ。
10秒程度で片面が鋭く切れるようになる。
価格は約2万円!この趣味が飽きなければ良いが。。。。。
価格は約2万円!この趣味が飽きなければ良いが。。。。。
⑧カーボン紙
仏像の見本を材木に転写する場合に使う
⑨万力
手で持って彫刻する場合、手に持って行うと安定しないので
万力に挟んで彫るとうまく行く!
⑩ヤスリ
バリを取ったり。細い穴を開けた後
滑らかにしたり・・使い方様々
⑪鋸
材料をカットするのに必須
作品の大きさで数本用意しよう
⑫木槌
荒彫りする場合に必要。
手で彫ると大変だがこれがあると早い・・・但し叩きすぎない様に
⑬木工用ボンド
あツ!と思った瞬間に気が割れたりするのは多々ある
この場合接着出来る大きさなら瞬間接着剤で修復!
計画的に材木を合せたりする場合は、木工ボンドを塗って暫く固定。
⑭保護マット
部屋の中で彫る場合は座卓の上などになる。
工作室を持っている場合は関係ないけど・・
この場合、ホームセンターなどで梱包、引っ越し用の
マットが売っている。私はこれを敷いて彫る。
⑮水平器(水準器)
台座などを彫る場合は水平にすることが必要。
特に数段を重ねる場合は必須だね。
水平にしないと折角の仏像が歪んでしまう。
⑯割り箸!! そう割り箸
わりばしの先端を細く削って使用する。
法衣の線や、目、、、色々な部分のバリを取ったり
線を整える場合に有効。
又、最終段階で”ぼろ布”を割り箸に蒔きつけて
木を磨くのにすごく良い!
ってな訳で羅列したが思い出したら追記しよう。