東京でのビジネススタイル雑感

この日は土曜日で会社は休みだけど、朝から五反田で打ち合わせがあったので、金曜の夜は静岡に帰らないで秋葉原に留まっていた。五反田では広告界の雄 Ｄ社の元社員でヨーロッパ勤務がながかったＫさんと打ち合わせ。Ｋさんのマンションにおじゃますることになっていたので、近所のコンビニでペットボトルを買い込んでおじゃましたんだけど、「近所のカフェにいきましょう」とのことなので、ペットボトルはそのままプレゼントすることに。カフェではやけに犬を連れた人が多いと思ったら、後から気が付いたけどカフェの隣がケンネルだった。話し合った話題はデジタルサイネージのこと。それから広告ビジネスのこと。時間にすると２時間以上。休日だからリラックスして、ゆっくり話せる。こういう感覚はすごく好き。



これは昨日の夕方。新宿駅西口。いちばん上の写真は今日の五反田駅ホームからの眺め。

昨日は１６時から新宿のＯ社で打ち合わせ。終わってでてきたのは１８時を回っていたと思う。そのときの写真。実は打ち合わせが始まる１６時ちょっと前に新宿に着いて、若干時間があったので小田急百貨店で買い物してしまった (^_^;) 。ニューヨーカーの店員さんがとても親切だったので、ついついビジネス用のズボンとＹシャツを買ってしまった。ズボンだから裾の直しがあるんだけど、「１８時までにはやっておきますよ♪」と言ってくれたので、打ち合わせの後取りにいった。

最近のスーツのズボンはずいぶん細身になっていると思う。若いビジネスマンの格好をみているとズボンの膝から下とかとくに細くて、靴はつま先が尖がっていていて長く突き出しているような、そんな恰好をしている人が多い。やけに体格がよくて、ちょっとあごヒゲが生えていたりして、街をさっそうと歩いている。格好に関しては保守的な自分はどうもそういうのはダメだ。で、小田急百貨店のニューヨーカーで買ったズボンもやはりちょっと細身になっている。「それでもトラディショナルなメーカーなので、極端ではないですし、全然気になりませんよ」と店員さんは言う。若い人たちがはいてるズボンは１９センチから２１センチくらいらしいけど、ニューヨーカーでは２３センチなのだそうだ（厳密にどの部分のことを指しているのか知らないし、その差がどのくらい見た目に影響するのかも知らないが、言われたとき妙に納得感があった。やはり数字は説得力がある）。「よくお似合いですよ」と言われてすっかり気分がよくなって、「Ｙシャツも買おう」ということになった。「無地で地味に抑えよう」と思っていたんだけど、「最近はチェック・オン・チェックとかストライプ・オン・ストライプなんかでも全然平気ですよ、いかがですか」ってショーケースの上に手際よく並べて置いてくれる。「なるほどなぁ～、チェック・オン・チェックとはうまいことを言うもんだ」などと思っているうちに、ストライプのＹシャツを選んでしまった。形もけっこう斬新かも。ということで、ま、こうやって背中を押してもらって、少しずつ流行を取り入れるのも悪くないか とか思っていたのでした。



昨日の写真。打ち合わせスペースとしてスタバの登場率は高い。ＷｉＦｉエリアであることはノマドにとっては重要。今後は「ＷｉＦｉ（公衆無線ＬＡＮ）が利用できるかどうか」は人が集まる場所では重要な要素になると思う。スタバのＷｉＦｉはマクド以上に快適なように感じるし、お気に入りのスペース。ｉＰａｄでプレゼンしていると、Ａさんが「松田さん、完全にビジネスで使いこなしているところがすごいですよね」と言ってくれる。それは正直うれしい。本当に自分でもしっくりきていて、まだｉＰａｄが日本に入ってきて、３ヶ月もたっていないのに、自分は「ｉＰａｄ以前のビジネススタイル」を思い出せないくらいだ。「オフィスを出て、街で仕事をする」って、本当におおげさじゃなくそんな感じ。とても効率的でストレスが少ないように思う。飲んでいたのは「柚子グリーンティーフラペチーノ」。冷たくてうまかった。