東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




「まさしく自分のための本だっ!」って思ってしまった。これは多くの人が経験していることだと思うんだけど、本を読んでも、講演を聴いても、そのときは「そうだ!」とか「これだ!」とか思うんだけど、せいぜい3日くらいしか続かなくて、継続して行動を変えていくことができない。気がつくと元の自分に戻っている。そんな経験している人は多いと思う。自分なんかもいつもそう。なぜそんなことが起きるのか、ではどうすれば本当に自分を変えていけるのか、その答えがこの本の中にある。

久しぶりに日本のコーチングの第一人者 鈴木義幸さんの本を読んだけど よかったなぁ。きわめて実践的な内容で今度こそ自分を変えていけそうな気がしている。って「今はその本を読んだばかりだからそんなこと言ってるけど、また3日たったら忘れているんじゃないの?」とか言われそうだけど そんなことはない。今度は変われると思っている。

まず最初にやるべきことは「決める」こと。「決める」とは「ひとつの言葉に対してひとつの意味を選択する」こと。

「リーダー」という言葉には「戦略をつくり、チームに方向性を与え、チームを鼓舞する人」。「マネージャー」という言葉には「リーダーが戦いを仕掛けたときに、いつでもスタッフをきちんと送り出せるよう、彼らを管理し、システムを整備し、さまざまな気がかりを取り払うことができる人」など。ひとつの言葉に対して余計な意味をそぎ落とし具体的に決める。そしてその「意味」が浸透していけば行動は変わるし、かつ継続する。

たとえば「対話」とは「業績を上げるために絶対に欠かせないもの」という意味を与えている人は 部下との対話を後回しにしたりするはずがない。「社長」とは「社員を大切にする人」という意味を与えている社長は 社員が何百人になっても社員一人ひとりの顔と名前を覚え、「○○さん、おはよう!」と名前を呼びながら挨拶しているはずだ。

「決めた」ことを集めるとそれがその人の「軸」になる。この「軸」がブレないように、いつも行動の基点になるようにしていくことで、行動を継続的に改善していこう という考え方だ。 うん、すごくいいと思う。100%共感。

自分もさっそくいくつかのことを「決める」つもり。そしたらそれを浸透させて「軸」になるようにする。書き出して、いつも持ち歩くことで、その「軸」が行動の基点になるようにしていこう。そうすればますます「軸」は強くなっていくはずだ。

まさしく「これをやる!」。さっそく始めよう。

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コメント
 
 
 
言葉の定義 (りつ)
2007-02-05 20:08:30
言葉の意味づけによって行動が変わる、というのは面白いし納得できると思いました。

言葉の定義は単に国語辞書的な決め事ではないのですね。なるほど~。

・・・と感心しても続かない・・・私だ!
 
 
 
決めてるじゃん! (としたか)
2007-02-06 03:09:58
りつさん、コメント どうもありがとうございます。

りつさんはいろいろなことを決めていると思いますよぉ~。

たとえば仕事の品質は「お客さんのことにどれだけ関心をもてるか」で決まる と。
いつも言っていますよね。
りつさんの仕事ぶりを見ると、さすが「そう決めているんだなぁ」っていつも思っています。

絶対にブレないですよね。
 
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