自宅にて。午後10時半過ぎに静岡県東部を震源とする地震がありました。
自分の地元焼津市ではたいしたことはありませんでしたが、富士市、富士宮市等ではいろいろな被害がでているようです。
今回の一連の地震では3月11日の最初の地震以来、静岡県内は平穏だったけど、ついに県内を震源とする地震がおきて
しまいました。
すぐにメールとfacebookで「大丈夫ですか?」ってフォローが入るのがうれしいですね。
焼津市ではそんなにひどい揺れではありませんでしたが、それでも電話はつながらなくなっていたようです。
災害時はやはりネットが強いですね。
今日のTwitterのつぶやきの中で、友人のKさんが
「そろそろ文系が素っ頓狂なことを言い出す頃合い(偏見)。」ってつぶやいていた。
その具体的な例として上げられたいたつぶやきは
「原発従事者の決死の努力には頭が下がる。
どうか無事でいて欲しいと心から祈る。
それとは別次元の問題として、原発そのものは間違いだった。
原発は地上から全て廃棄すべきだ。その為の歴史が今始まったのだと思う。」
というつぶやき。確かにこれはひどい・・・。
いつだったか、理科系のUさんと話していたとき、Uさんがぜんぜん悪びれずに
「文系の言うことってうすっぺらじゃないですか、ハハハハ・・」と豪快に笑っていた。
いっしょになって笑っていたけど、実はオレは文系だっての。ま、いいんだけど (笑)。
でも今のような有事のときっていうのは、つくづく理科系が強いと自分でも感じる。
テレビをみていると、政治家も、官僚も、東京電力の人も、文系が多すぎるんじゃないかと
思ってしまった。どうもしどろもどろで、もっと技術がわかっている人が話した方がきちんと伝わっていいと思う。
30年以上、電気を便利に使わせてもらった身として、原子力発電所にお世話になってきた身として、
少なくとも今の日本の電力事情を考えたとき、原子力発電所が間違いで、すべて廃棄せよ、なんて言えるはずがない。
なんとしてもこの福島原発の危機を乗り越えて、技術力を結集してさらに安全でクリーンな原発に進化させてもらいたい。
地震がこれ以上広がらないように。被災地の救援活動がスムーズに進むように。福島の原発が鎮静化できるように。
仕事のときどきに思っています。
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確かに原発は大変な事になっていて 一刻も早く停止状態になって欲しいって思うのですが
私も原発は大事だと考えています
(私も理科系・・・(笑))
今回の地震で 原発そのものはなんともなかった
このことをちゃんと確認したうえで 今後はどう対応すべきか・・・と分けて考えなくてはいけないと思っています。
今回は冷却系の問題なので 津波の際決して壊れないシステム・・・という意味で 立地は海沿いであっても標高で10メートルを確保するとか非常用の設備が水をかぶらないようにすることはもちろん
大きな真水のプールも必要かも知れませんね。
見える化・・・ということが企業で言われていますが
こういう災害のときの状況は まさに見える化して
それを見ながら問題点をそれぞれがつぶす・・・といった行動が必須だと感じています
本当に不安です。
実家の母も、テレビで津波の怖さを嫌というほど
感じてしまい、とても不安がっています。
これ以上、どこにも地震がきませんように。
原発の事故が沈静化しますように。
一日でも早く、みんなに笑顔の日々が戻りますように。
ただただ祈るばかりです。
どれだけ安全性を高めても、何か事故が起こると、
「そこまでは想定していなかった。
そこまで想定すると、コストが・・・」
それって、変じゃないかと思うんです。
とてつもない予算を使って、何重にも安全装置を
工夫して原発作るなら、その予算ですべての家庭に
国が太陽光発電を無償で設置したり、深夜のくだらない
テレビ放送は一切止めるなど、エネルギーの使い道を
考えるなどして、クリーンで、かつ不安の無いエネルギー
政策を期待してます。
わが身を挺して、危機回避に当たっている作業員の
方々とそのご家族のことを思うと、胸が痛みます。
さすが、理科系らいし具体的な改善提案をどうもありがとうございます。
福島の原発が立地標高10メートル以上、冷却系のプラントが津波でも冠水しないようにプラント内に設けられていたら・・と思わずにはいられません。
これからご指摘いただいたような点を改善して、さらに安全な原発になっていくことを期待したいですね。
なんとか一刻もはやい鎮静化を祈るばかりです。
あの津波の映像は衝撃でしたね。海辺の町、焼津の市民として、東海大地震が起こると焼津もこうなるのかと思うと、自分も大きな恐怖を感じました。
防波堤は、津波が回り込んで押し寄せるのであまり意味がない という話しをききました。町中に、安全に避難できる施設をいくつか作り、いざいうときは最寄の施設に避難するというのが効率的という意見もありました。家、財産は守れなくても命は守るということでしょうか。確かに命が守れれば、どんなに厳しくても再興に向けて動き出すことができますね。
いろいろな知恵を集めて
新しい 海辺の町作り を考えていきたいですね。
大型発電じゃなくて、各家庭で太陽光って、発想を転換するところって文系っぽくてすごいです。
正確に試算したことがないのでわからないのですが、現状では太陽光発電で今の原子力発電による電力供給を置き換えるのは相当難しいような気がするのですが。。。全国的に記録的な天候不順が続くと巨大なバッテリーに蓄えた電源が底を尽き、「そこまでは想定していなかった」という問題はやはり太陽光でも起こりそうです。
長い目でみれば原子力に代わるエネルギーとして太陽光発電は成長すると思いますが、ぼくらは今しばらくは原子力発電にお世話にならなければならないように思っています。
福島の最前線で危機回避にあたってくれている作業員の方々とその家族の方々のことを思うと本当に胸が痛みます。その点はぼくも同じです。