アキバにて ＩＴ企業経営者のつぶやき

ビル・ゲイツ引退表明は先週だったかな。自分にとってはすごくショッキングなニュースだった。今、ビル・ゲイツは５０歳。ソフトバンクの孫さんは４９歳。自分は４８歳。や、並べて書くのもおこがましい (^ ^;) くらい圧倒的に能力は違うけど、年齢だけは近い。同じ世代なんだよね。その世代の人がもう引退を表明するなんて・・・。

だけどわからないわけじゃない。ＩＴ業界ってそのくらい変化が激しくて、消耗も激しいと思う。特にこの世代のＩＴ業界のリーダーたちがくらったバッシングたるや半端じゃないもんね。ビル・ゲイツは訴訟だらけでしょ。顔にパイを投げつけられたこともあったよね。もう少し貢献の部分も考えて上げればいいのに。ビル・ゲイツがもしいなければＩＴの普及はあと３年は遅れてるんじゃないだろうか。

だから心から「お疲れ様でした」と言ってあげたい気持ちでいっぱい。でもあれだけ能力のある人たちがこの若さで一線を引くのは、経済的にはもったいないなぁ、なんて思ったりもしている。

自分はと言えば、アキバに単身赴任中。写真のスーパーはＵＤＸの中にできたＹ’Ｓｍａｒｔ。徒歩１分くらいかな。でもって喜んで夕飯の買い物をしたりしているのでした（サトウのごはんとごぼう巻きだけ。後はふりかけのゆかり。最近、ようやく電子レンジの使い方を覚えました (^ ^;) ）。

自分の場合はこれからだ。野球にたとえればまだブルペンで投球練習中。まだ何もしていない。これからマウンドに登るのだ。ビル・ゲイツ世代は「ソフト世代」だとすれば、今は「ネット世代」が隆盛になろうとしている。もともと「ソフト世代」の自分が「ネット世代」の若い経営者たちに交じってビジネスしていくのは正直キツいところもあるけど、でも凡人の自分はビジネスモデルを考えるのが遅かったし、だからいたしかたない。幸いにしてたいして消耗もしてないからまだ頑張れる。

そう、これからマウンドに登るのだ。いけるところまで全力で投げる。すでにリリーフ陣もそろっている。
社員のために、家族のために、全力でいこう。