東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




あるブログからの転載。

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「すずきくん、お茶!」 「はい、ただいま」

 お茶を入れることこそ自分の仕事だと思って社会人になった私。
 ところが、我が社にはそういう慣習がなかったのです。

 女子社員だって忙しいんだから、セルフサービスなのだと、先輩から教えられました。

 仕事のことはまだまだわからないことだらけ。おいしいお茶でも入れて、先輩や上司に喜んでもらえたら・・・なんて思っていたのにがっかりです。

 しかし、よくよく考えてみたら、単にお茶当番が決まっていないだけで、なにも先輩にお茶を入れて差し上げてはいけないというルールではないと気づきました。

 そこで、お昼休みや休憩の時など、ちょっとした隙を見つけては、すすんでお茶を用意することにしました。「お茶はいかがですか?」「コーヒーになさいますか?」と声をかけられて、嫌な顔をする先輩はいません。

 「どうぞ」「ありがとう」という先輩との些細なやりとりに、私は小さな喜びを感じていました。先輩に声をかけてもらうことで、「私も役に立ってるんだわっ」と、なんとなく自信がわいたものです。

 
 「先輩、どうぞ」

 最近では、気の利くかわいい後輩たちが、私にお茶を出してくれます。社内の雰囲気はあの頃以上に忙しいはずなのに、なんとなくいい傾向だと嬉しく思います。ふと、昔の自分を思い出しながら、お茶を味わう毎日です。

 先輩や上司の気持ちをくすぐる「お茶作戦」。いざという時に意外な効果を発揮し、あなたを助けてくれるに違いありません。

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ウチの会社の教育部門の責任者のAさんが始めたブログから許可をいただいて転載。

自分的には「なるほどなぁ~」って思っちゃった。女性的な思慮深さというか、なかなか男ではこうはいかない。すごくいい文だと思うし、ここに書かれているように女子社員の「お茶の配慮」のおかげで、ずいぶん社内の雰囲気が和んでいると実感した。あらためて感謝した次第なのです。

今、自分がほとんどのビジネスタイム過ごす東京オフィスはこうはいきません。野郎ばかりの3人所帯ですから。東京ではいつも自販機で「伊右衛門」買ってます (^^;) 。

自販機で 「伊右衛門」買って 飲んでます   一句できた (^^;) 。 ま、いい。

こちらのブログ、ぜひ一読を。「わたしが会社を辞めないワケ」という過激なタイトル。でも中身はお勧め。ブログの中の記事で「これが私の生きる道!?」なんか、今、就職活動中の学生さんにはぜひ一読してみてほしい内容。自然体ですごくいいと思った次第。

コメント ( 8 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
うちの部署と本社 (むと)
2005-01-20 09:13:45
前は別々(千葉と東京)だったので、うちの部署はほとんどセルフサービスでした。

でも本社の風習は役員が多いせいか、必ず朝と出先から帰って来たらその人が飲むお茶とかコーヒーを入れてくれる。

それが気配りなのかわからないけれど、ある役員は「コーヒー入れろよ」的な口調で女性社員に言っていたところを見かけたこともあります。

人事異動で、本社の人間がうちの部署に移ったとき、その社員はちょっと戸惑っていたように思います。

私は今時、社長は別としても「自分で飲むものくらい自分で入れろっ」って思います。

もうそういう時代ではないような気もするのは、私だけでしょうか?



では、また。
 
 
 
言い方ひとつでね・・・ (あゆのもと)
2005-01-21 00:39:40
「コーヒーいいかな?」とか「忙しいとこ悪いね」とか、具体的な言葉になっていなくても、そんな雰囲気で声をかけてくれる男性、あるいは自分でやろうとしている男性を見かけると、おそらく多くの女性が、「あっ、わたしやりますから~」と言っちゃうんじゃないかな。



そういうもんですよねっ。
 
 
 
ぼくが古いのかなぁ (としたか)
2005-01-21 07:30:17
むとさん、あゆのもとさん、

コメント、どうもありがとうございます。



そうですね・・・。

やっぱし、「お茶、入れました」って言ってもらえるとすごくうれしく思ってしまう自分は 古いのでしょうか。



女子社員が「自分で飲むものは自分で入れよう」風になると男子社員も「自分の運ぶものは自分で運ぼう」風になったりして。



一般的に腕力の強い男子社員と一般的に細やかな配慮のある女子社員。上手にコラボレーションしあって

「お茶、入りましたよ」

とか

「それ、運んであげるよ」

とか

そんな感じの社内の方がいいような気がするんですけど・・。



これって「ジェンダー フリー」とか最近提唱している人たちからは強烈にバッシングされそうなんですけど、なんとなく自分は男は男らしく、女は女らしくっていう伝統的な考え方が好きなのでした。



ま、ではまた。
 
 
 
良いですね (むと)
2005-01-21 09:02:54
やっぱりS社は良い会社ですね。

確かにとしたかさんがおっしゃるとおりであれば、社内のコミュニケーションがうまく行きそうですよね。

でもウチの会社は、雰囲気的に「私やりますから」なんて言う女子社員が基本的に少ないですからね。

そうなる事が「自分でやる」につながって行っているんだと思います。

それと年齢層が大幅に上がっていることもあるのかなと。



では、また。
 
 
 
仕事の基本 (osamu)
2005-01-21 10:08:05
 仕事の基本は、"自分の為す事で他の方に喜んでいただく。"が基本でしょう。それがたとえ営利目的の有償であろうと、ボランティアで無償であろうとかわらない。仕事というよりも人間の社会的行動の基本、といってもよいような。



 社内で自分に出来ることを探してやる、というのは、まず、指示待ちよりもはるかに良いことでしょう。コスト意識や業務優先度を考えるのはその次の段階で良いように思います。
 
 
 
コメントどうもありがとうございます (としたか)
2005-01-22 01:24:08
むとさん、osamuさん、

コメントどうもありがとうございます。



ただでさえバタバタしているS社(ウチの会社)で

最近女子社員が「お茶が入りました」って運んで

きてくれるとなんだかすごくホッとしたのです。

これっていいことだなぁって。



みんなができることを自らやって、助け合う。

そんな会社にしていきたいと思う今日この頃なの

でした。



ではまた。



 
 
 
思いやり (multinique)
2005-01-24 02:11:26
私の会社も、零細ながら忙しいのですが、こういった思いやりがあってこそ、うまく回っているのだと思います。



参考になります。
 
 
 
はじめまして! (としたか)
2005-01-25 00:19:05


multiniqueさん、

コメントどうもありがとうございます。





multiniqueさんのブログも拝見させていただきました。「愉快に働く10ヶ条」、いいですね。

自分的には「第三条 仕事を自分の趣味にせよ」っいうのがすごく気に入りました。



たぶんイチローとか松井とか、サッカーの中田(英)とか、みんなそうなんでしょうね。考えてみればとても幸せな生き方。自分もマネすることにします。



ではでは~。またよろしくお願いします。
 
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