東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




午前中は母校の静岡聖光学院へ。中学・高校と6年間通った懐かしい母校は今、息子たち二人(高1と中2)の母校になっている。日曜日の今日は年に1度の清掃奉仕作業の日。息子2人を連れて参加してきた。

(ほぼ1年前の8月28日の日記にも同様のことが書いてあります)

写真は「グラウンドから見た校舎」って感じの1枚。自分たちが通っていた頃は、保護者がでていっての清掃作業というのはなかったと思うし、神聖なグラウンドを駐車場に使うということもなかったと思う。卒業から30年近く経て、ずいぶん変わった。

今は秋の文化祭のときもグラウンドが駐車場として利用されている。だから文化祭では野球部やサッカー部やラグビー部の招待試合は行われない。そうなると公平にするためなのか、体育館でもバスケ部やバレー部の招待試合も行われない。
体育館では学習活動を支援するための資金を作り出すために毎年保護者によってバザーが行われ、バザーを賑わすためにもグラウンドが駐車場に充てられてしまう・・・。

う~ん、なにか違うような気がしてならない。

自分たちが学生だった頃は、文化祭のときは グラウンドでも体育館でも運動部の招待試合が行われていたし、当時から決して強くはなかったけど、それでも仲間の「勇姿」を見にグラウンドや体育館に足を運んだものだった。応援したり、されたりするのは いいものだったと思う。文化祭の最後は後夜祭があり、これが盛り上がった。卒業を控えた高3は感動して泣く。自分たちのときはそうだったなぁ。

今は後夜祭も行われない。理由は「外部からうるさいという声があった」とか。
高3は受験を控えているから自宅待機で文化祭には参加に及ばずだとか。

清掃作業もバザーも協力するけど、変わっていく母校に不安も覚える今日この頃。

あの頃。
勉強はしなかったけど、いい仲間ができた。「青春」って言葉がぴったりの時代だった。
あの頃の「考え方」や「風潮」のような「言葉にならないもの」を伝統と言うのなら引き継がれていってほしい。

今日の清掃作業では 母校の伝統とは何かを考えるきっかけをいただいた。


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