「かわいそうだ」とか「メンツをたててやろう」とか、同情や感傷は禁物だ。情にとらわれたり、批判や中傷を気にして、今やるべきことに集中できないのはいけないことなのだ。
社員と安易に妥協して「あの人はやさしい人だ」とか「あの人は理解がある」などというほめ言葉をもらっても意味はない。それは「小善」だと思う。
今期第一の目標は利益予算を達成すること。これを達成して「やった!」と全員で喜び合うこと。この「喜び」は「大善」だと思う。それでこそ新規事業もオフィス改装も清々とスタートできる。自信も生まれる。「社員と会社 両面の経済基盤の充実」も実現できる。
「小善」は甘い。甘い中から本物の人間は育たないし、利益予算が届かなければ思うような待遇も作れず、やがて優秀な人材が去ってしまう。どんなに厳しいと思われても最後に感謝されるのは「大善」だと信じて、プロフェッショナルな人材へと社員を伸ばし、業績を伸ばし、成長した社員の報酬も伸ばしていきたい。
いかなる状況においても自分が率いる組織の「大義」(=大善)を見失わないだけの強さをもちたい。
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また個人としての『情け』はとても大事ですが、
社長としての『個人的情け』は避けねばなりません。
堂々と自分の信じる途を歩んでいきましょう!
そうですね、このところいろいろなことがあってちょっと迷い気味だったかもしれません。
確かに「正しいか間違っているか」で判断するべきですし、一人の人間としての「情け」は大切ですよね。
アドバイス、どうもありがとうございます。経営者としては本当にまだまだで悩むことも多いのですが、努力していきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。