GIVE、GIVE、GIVE、GIVE、GIVE。勝間さんが提唱していたGIVEの5乗の法則。そう言えば、以前雑誌に書かれていたのを読んだとき、とても感動したのに忘れていた。自分が相手に見返りを無視して与えられるもので、相手に喜んでもらえるものを提供し続ける。それを続けるコツは
・自分に負担がかかることはしてはいけない。
・自分が苦痛じゃないことで、相手に喜んでもらえることをする。
そして それを生活習慣レベル、無意識でできるレベルまで落とせれば完璧だ。
それからこういう小さな努力を続けるときにも、やはり「正しい努力」でなければいけない。正しい努力とは、相手にとっても 自分にとっても成果が見える努力であること。う~ん、納得。やはり少しずつでも成果が見えてこないと続かないよね。
GIVE5乗の法則と正しい努力の継続が、ビジネスを円滑にし、成果につながると思いました。
静岡県男女共同参画センターあざれあ で開催された勝間和代さんの「7つのフレームワーク力」と題した講演会。今をときめく経済評論家であり、ベストセラー作家の勝間さんだから、会場は超満員。入りきれない人は別室でモニター観賞になっていたとのこと。日曜の午後をとても有意義に過ごすことができました。勝間さん、企画してくれたあざれあの方々に感謝します。どうもありがとうございます。それから会場でサンロフトの社員にたくさん会いました。10人くらい来ていたのかな。みんな、高い意識をもってくれていてうれしいです。どうもありがとう。
もう一つとても印象的だったこと。
勝間さんはChabo!(チャボ)という社会貢献事業に取り組んでいて、それは何人かの作家と一緒になって、書籍が売れると入る印税の一部をNPOに寄付して、海外支援に使うという事業。その寄付金で今回はアフリカのスーダンに、その地域の人々の飲み水を確保するための井戸を作ったんだけど、「日本にも失業者があふれているのに、なぜスーダンなのか?」という質問に対する答え。
「日本の貧困の問題はあくまでも『お金の配分』の問題」と言い切っておられた。
それはつまり政治の問題ということだ。日本には決してお金がないわけではないけど、失業問題等に予算がまわらない。失業していなくても、世帯年収が230万円以下では、子どもの教育や食の安全の確保なども難しくなっているそうだけど、そういう支援にも予算がまわらない。原因は、そういう問題を解決するべく、政治家に圧力をかける選挙活動などができていないこと。だから政治家はそちらに予算をまわさない。政治の問題は政治的に解決させていかなければいけないとのこと。スーダンでは絶対的に資金が不足していて、配分云々の問題ではない。だからこそ、そこに資金を提供していくのだと。明快だ。
たとえば少子化問題なども同様。
少子化の原因はリソース不足と断言。リソースとは「時間」と「お金」のことで、時間不足の原因は長時間労働、お金の不足の問題とは、相対的な問題で、お金が減るというよりも、子ども一人を成長させるのにかかる費用が高くなりすぎているところに問題がある という。日本の少子化対策予算はGDPの0.75%。一方で高齢者のための予算は8%。多くの先進国で、このような比率になっているところはないようだ(具体的な数字はメモしきれなかった)。この配分比率を変えるのか、それとも増税した分を確実に少子化問題に配分すれば、この問題は改善されていくことは、世界のデータが示しているそうだ。
こちらも納得。やはりこの国の税金の使い方には問題がある。
ポイント、ポイントで具体的な数字が示され、とても説得力の高い話だったと思う。
他にも示唆に富んだヒントをたくさんいただいた。その濃い内容はわずかしか伝えきれないけど、このあたりで。このブログ記事もささやかな”GIVE”ってことでみていただけるとうれしいです (^_^;) 。
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