サンロフトが運営する子どものパソコンスクール「キッズガーデン」。毎年1回、12月には発表会が行われる。今年は地元の静岡福祉大学さんの大講義室をお借りして「ぼく・わたしたちが考える『情報』&『福祉』」というテーマで開催された。創作ムービーや四季のイラストショー、ホームページ、オリジナルゲーム作りなど、子どもたちの力作が発表された。
がんばって作品制作に励んでくれた子どもたち、また当日会場に足を運んで下さった保護者の皆さま、どうもありがとうございました。またキッズガーデンの先生たち、駐車場の誘導などで協力してくれた社員のみんな、お疲れ様でした。今年もいい発表会が行われてよかったですね。対応、どうもありがとうございました。
さらにうれしかったのは
今年の夏に5人 インターンシップの学生さんを受け入れていたんだけど、当日 彼らがみんな集まって会場にきてくれたこと。バタバタしていてほとんど話せなかったけど、こんな形で再開できることはとてもうれしいことだ。皆さん、来場してくれてどうもありがとう。
今年はこのキッズガーデンの発表会に合わせて来春入社の内定者懇親会も実施。内定者の学生さんたちにも会場の様子を見学してもらった。この企画もよかったと思う。
それから
今年はたくさんの企業の方々から協賛・応援をいただいた。最後の「お楽しみ抽選会」の景品は数も多く、豪華なものになった。今年の夏から「ダンレボ」でお世話になっているISOWA様からはダンボールで作られたキッズガーデンのオリジナル手提げバッグ50個もプレゼントしていただいた。ご支援いただいた企業の皆さん、本当にどうもありがとうございました。
今年の発表会の後、考えたことは
子どもたち、保護者の方々 150名を越える来場者をお迎えするイベントを運営するにはやはり専任のイベントディレクターが必要だなぁ ということ。子どもたちの世話をするとか、保護者の方々に挨拶をするとか、カメラとか、照明とか そういう実務ではなくて、完全にフリーな立場でイベント全体のシナリオを書き、そのとおり運営されるように統括するディレクターが必要。その上で、イベント当日は予期せぬこともおこるから、適宜指示をだし、スタッフを動かす。そういう役割の人が必要だと思った。
それと・・・。
「子どものパソコンスクール」というコンセプトもやや古くなっていきてると思う。今のキッズガーデンが教えていることはパソコン活用スキルをベースとした、「その先」の部分が中心だ。それはムービー創作だったり、ゲームやホームページの制作だったり、ネットワークコミュニケーションスキルだったり、プレゼンテーションスキルだったりするわけで、それらのことを教える教室の「看板」が「子どものパソコンスクール」というのはちょっと違うかな と。キッズガーデンの運営を始めた当初は「パソコンスキルを身につけること」自体がとても目新しかった時代だからよかったけど、今のキッズガーデンはだいぶ進化していると思う。
今、キッズガーデンで教えているようなことは できるだけたくさんの子どもたちに広めたい。21世紀を生きる子どもたちには必須のものだ。だけど、企業運営である以上月謝・収益という観点がどうしても必要になる。そうすると通える子どもたちはどうしても限られてしまう。
「キッズガーデン」をNPO化して、様々な企業からの支援で運営する形をとり、各家庭からいただく月謝を大幅に引き下げ、通える子どもたちを大幅に増やす。そういう構想もあると思う( ← 教育事業部のAさんの発想)。
吉田松陰の松下村塾みたいに、新しい時代にふさわしい精神とスキルを身につけたリーダーが輩出されるような、そんなキッズガーデンにできたらいいな。
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みんな頑張ってますねー。
今年の掛川校は残念だったんですが、
皆さんの作品を拝見してエネルギーをもらって帰ってきました。
来年はこちらも頑張ります。
「子どものパソコンスクール」の件はおっしゃるとおりではないかと私も思います。
どんどん変化するこの世界、私も勉強せねばと思ってます。
昨日(12/17)はご来場、本当にどうもありがとうございます。発表会は2年に1回にするところも多いですね。ピアノの発表会もそういう傾向があります。ですから気にせず、来年の発表会に向けてがんばっていきましょう。
またお会いしてお話しいたしましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。