「プロ野球参入~ニッポン放送経営権奪取」問題で 一連の堀江社長の動きを悪く言う人たちもいるが、自分にはとても勇気あるチャレンジだと映る。社長たるもの、あのくらいの夢を掲げて挑戦してみたいものだけど、自分たちのような凡人にはとてもマネができないのだ。そもそも堀江社長はもう「一生、食うに困らない大富豪」だ。南の島の楽園で一生豪遊して暮らしても困らないような人で、それはソフトバンクの孫社長、楽天の三木谷社長もそうだけど、彼らはそんな状況にありながら、さらに大きな夢の実現に向けて、ひるむこともなく、ますますビジネスを加速させている。本当にすごいと思う。
ソフトバンクと楽天に比べると明らかに「遅れてやってきた」ライブドア(社長の年齢も若い)には今、ちょっと焦りが感じられるように思う。それがやや強引なやり方となっているのかな。いずれにしても孫社長の強引さだって想像を絶するようなものだったし(今もそうか (^_^;) )、「恐れずにリスクを取る」という度胸のよさならダントツ日本一だと思う(ちなみに世界一はMS社のビル・ゲイツ氏ではなかろうか)。
こういう超天才たち。世の中を変えるような、歴史に名前が残るような人たち。自分は彼らを尊敬している。天才たちが新しい時代を切り開く、自分もその一助になりたいものだし、自分なりのチャレンジをして、自分なりの夢を実現させたいと思っている。そういう意味ではこういった天才チャレンジャーを「危険人物」みたいに扱う論調には同意しない。自分も、自分なりにチャレンジャーでありたいと思っている。
先日の金曜日だったかな。日経新聞で楽天、ヤフー、ライブドアを比較した記事がでていた。書き出しが「日本のネット企業を代表する楽天、ヤフー、ライブドアの三社は戦略こそ異なるが、総合力を競い合う局面に入りつつある。」
う~ん、なんかすっきり同意できない記事だった。そもそも「ネット企業」ってどんな企業なんだろう?「ネットを徹底的に使ってビジネスしている」ということならトレンドマイクロや松井証券も浮かぶ。一つの分野に徹底的に注力して、強みを持っている会社は経営基盤的にはライブドアよりは強いように思える。楽天がネット企業っていうけど、球団経営ってネット事業なんだろうか?ということで そろそろ「ネット企業 vs リアル企業」って区分けは古いように思う。リアル企業だって元気な企業でネットを駆使していないところなんてないのだから。
なんだか話しがまとまらなくなってしまった。注目したい「もう一つの視点」というのは
今、新聞紙上を賑わしているような天才たちは、自分が掲げた大きな夢の実現に向けて、世間のバッシングをもろともせずに疾走している人たちで、彼らが「もういいや」とか言って「楽園生活」に入ってしまったら(経済的には十分過ぎるくらい可能なこと)、それは日本の国にとっての損失と言っていいくらいの大きな損失なのではないか、ということ。
いずれ遅かれ早かれ、新しい「情報社会」に移行していく。彼らは決して「危険人物」なのではなく、新しい時代へ移行するためのリーダーだと考える。だってITのことを「イット」と呼ぶ頭の中がカラッポの元首相が新しい情報化社会のリーダーのわけがないのだから。この移行は農業社会から工業社会に変わったことと同じくらい必然的なことだとすれば、その新しい社会へ変わることを恐れずに、自らもチャレンジャーとして新しい社会を創り出すことに関わりたいものだ。
ネットやIT企業の台頭をみて、「これから日本はどうなるんだろう」とか不安に思うのではなくて、積極的にそちらの側に立ってみる。壊れゆくものにしがみつくよりも「新しい社会で何をしようか」と考える方が楽しいし、夢がある。そんな発想で仕事に取り組みたいものだと、自分はそう思っている。
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自分達の既得権益を侵そうとする者は、当然の事ながら排除したくなるのは人間として当然のことと思いますが、としたかさんの発想があれば、そのようなことは決して起こらないと思います。
ちなみに、最近のフジテレビをめぐるやり取りで、ライブドア側に軍配を上げるか、フジテレビ側に軍配を上げるかで、判定の理由を含め、その人のビジネスに対する感性が判定できることを発見しました。
としたかさんも試してみては如何でしょうか?
でも、そういう考えは少数派ですよね、まだ、きっと。
自分のblog(と呼べるほどでもないのですが・・・)でも、フジのおじさんは「ちいせえな~」と思い書いてみました。
既存のものに固執執着している年寄り
多いですよね。
自分のことがもう分からない醜老。
自分の見方からすると、ライブドア側の方が合法的で、なぜ株を買ったのか、株を買って何をしたいのかもはっきり説明しているように思えるのです。
一方フジテレビ側は放置したスキを突かれた形で、本来であれば経営責任を追及されかねないのはフジテレビ側なのではないかと・・・。
でも世間の「大人たち」の論調はそうなっていないような気がして、なんとなく釈然としなかったのです。
それからやっぱりこれだけやる気のある人たちをバッシングして、やる気を削ぐのは日本にとって損だと、そんなふうに思ってしまいました。
でも堀江さんはバッシングがあるとよけい燃えるタイプなのかもしれないですね (^^;) 。とにかく強いですよね。
理由を勘違いされているようですが、
買う事が叩かれるのではなく、
きちんと根回しするという根本的な
事をしなかったから叩かれているのです。
しかし、今回の事は今が旬だからわざと
目立つような行動を取って、世間様に
会社と名前を広告しているのですよ。
なんせ、只でadできるんですからね。
強引という言葉でしたら、
ロックフェラーやフェアチャイルドの方が
よほど強引です。
もちろんそれらの手法はご存じですよね?
私の周りでも、ネット関連で青年企業家を目指し、がんばっている若者が居ますが、堀江氏は良い目標でしょう。
ロックフェラーやフェアチャイルドの手法のことは存じませんが、今回のライブドアに限らず、日本のエスタブリッシュメントやマスコミが「でる杭をたたく」のは毎度のことのような気がします。
よのじさん、コメント、どうもありがとうございます。
堀江社長は目標にしていい部分、たくさんありますね。もちろん他にもいろいろな経営方法はあっていいと思いますが、あのベンチャースピリットはすごいですね。
http://www.applele.com/thinkdifferent_01.html
アップルコンピュータの「Thinkdifferent.」キャンペーン
カッコよかったですね。や、これは懐かしい。