東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今朝7:00頃、NHKの「おはよう 日本」という番組の中で、サッカー元日本
代表監督の岡田さんとクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんの対談が放送
されたんだけど、この内容が素晴らしかった。

今、岡田さんは今治のサッカーチームのオーナーとなって世界で戦えるチームを作ろうと
している。それはJリーグのチームでもない。「なんと遥かな道」と思うけど、「その
方が近道だ」と岡田さんは言う。

日本代表と言っても、監督が代わるとサッカーの型が変わってしまい、そこには
「軸がない」と岡田さんは言う。またサッカーを教えるときに、「子どもの頃は自由に
やらせて、大人になるとあれこれと指導する。これも逆じゃないかと思っている」と。
子どもの頃にしっかり「型」を作っておけば、大人になったときに、「自由にやれる」と。

「日本サッカーの軸を作りたい」

と岡田さんは言っていた。

佐藤可士和さんは、全盛期の1/4まで生産量が落ちていた今治のタオルを復活させた
ことで有名。「タオルを使っていても、生産地なんて考えたこともなかった」と言って
いたとおり、最初はまるでピンとこなかったとのこと。ただ、実際意識して使ってみると
その品質は素晴らしい。じゃ、それをどうやって伝えるか。

佐藤可士和さんがとった戦略は、装飾物を一切廃した、ただ真っ白なタオルを全面に押し出し、
それを「今治タオル」としてブランド化させること。これが世界に浸透し、今治タオルは
復活を遂げた。

そんな今治つながりで、「地方から世界で戦うヒントは?」という対談につながったんだけど、
その中で重要なポイントとして佐藤可士和さんがあげていたのは



コミュニケーション力。「いいものを作れる」これはあたり前で、モノが悪くてはダメ。
ただ、「いいものを作れば売れるわけではなくて、それをどう伝えるか、というコミュニケーション
力が大事」とのこと。くぅ〜、朝から耳が痛いぜ。



岡田さんが上げたポイントは「志しを持つ」ということ。やっぱりすべての出発点はここですよね。
「世界で戦うんだ」という志しがないと、世界で戦うチームにはなれないと思う。



ということで、地方から世界で戦うヒントとしては、
・自分たちの「型」を作り、ぶれない「軸」をもつこと
・世界で戦うという志をもつこと
・モノがいいのはあたり前。その良さをどうやって伝えるかが大切

朝からすごくいい話しを聞きました ( ´ ▽ ` )ノ 。

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