AIの進化には著しいものがあります。
しかし、どんなにAIが進化しても決して獲得できないものもあります。
それがクオリアです。
AIは超高度な学習機能で実現されていますが、その本質は情報処理にあります。
一方、クオリアは情報処理では決して実現できません。
クオリアは、動物に固有なものです。
この状況を示す身近な例があります。
それは、脳トレでお馴染みの「色違い読み上げ」「色よみ」色文字」などと呼ばれているものです。
色を表す漢字に色をつけて表現し、その色を人が読み上げる脳トレです。
例えば、赤という文字を青色で表現します。
それを見た人は、思わず”あか”と読んでしまうことがあります。
これは、その人のクオリアが影響するためです。
AIには、クオリアがないのでこの種の間違いは決してしません。
ソフトバンクの有名なロボットPepperをお持ちの方がいたら、是非実験して見てください。
その結果を投稿していただければ嬉しいです。